草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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草加市予算2021 ④経済活性化・まちづくり

2021年04月09日 | 市政・議会・活動など
草加市の2021年度予算の主な内容(経済活性化・まちづくり)

●谷塚駅でリノベーションまちづくり始動
これまでの草加駅東口周辺の中心市街地のにぎわい創出に加えて、2021年度からは谷塚駅周辺の本格展開を開始するために、谷塚駅としては初となるリノベーションスクールが5回開催される予定です。
一歩ずつ着実に事業を展開してきたリノベーションまちづくりが新たな段階に入ります。今後、市内各所でその地区の特性に沿ったリノベーションが進んでいくための試金石として、谷塚駅での取り組みが期待されます。

●市内企業への新型コロナ対策・支援
21年度に予定している新型コロナ緊急経済対策(5億円規模)は、年度当初から素早く実施できるよう20年度補正予算に計上されました。プレミアム付商品券、経営革新チャレンジ支援、地域経済活性化事業など。
新型コロナに伴う市内企業へのさらなる支援に加えて、創業した途端に新型コロナの影響に晒されている新規創業者へのフォローアップの取組みや、厳しい状況下でも工夫して創業を目指している方々への支援も非常に重要です。
引き続き、商工会議所や商店連合会などとの連携による市内経済の活性化及び企業支援の強化を求めました。

●新田駅区画整理の責任ある整備推進を
2020年度の新田駅東口区画整理で、民間の従前地と仮換地が重なる部分の基礎杭撤去工事6,900万円が市の財政から支出されました。基礎杭の補償の必要もなく、抜く必要もないものに、市民から預かった貴重な税金が支出されました。
事業進捗を焦り、公平性にも欠いた区画整理事業の進め方では必ず行き詰まってしまいます。市民共同議員団では、市民に説明責任が果たせる事業推進となるよう21年度の区画整理事業の在り方について指摘しました。

●柿木フーズサイトのスケボーパーク整備進まず
柿木フーズサイト整備事業費の3%を草加市が負担するとしていた埼玉県企業局と市の基本協定について、平成31年2月末に変更協定が締結されていました。当初協定で決められていた市の3%負担をなくし、代わりに企業局が整備する予定だったスケートボードパークを草加市が整備する内容です。市としては4億円程度されていた負担がなくなり、スケートボードパークの整備費用のみの負担で済む財政的なメリットがある変更です。
当初の基本協定にもとづけば、21年度予算に3%負担分(約4億円)が計上され、また、20年度末までにスケートボードパークが完成し供用開始できていたはずです。
ところが、当初の基本協定締結は議会に報告されましたが、変更協定は議会への報告もなく、完成しているはずのスケートボードパークに至っては、完成時期が見通せていないどころか、どのようなコンセプトで整備するかの構想すら決まっていません。予算審議の後に、各会派にその説明を行う後手後手の対応です。
議会への丁寧な説明は自治の大原則です。市民共同議員団は市に対して、議会と執行部の信頼関係に最大限努め、完成を待つ利用者のためにもスケートボードパークを早急に整備するよう指摘しました。


【草加市予算2021】
①歳入-市税収入が19億円減
②歳入-地方交付税の借金化
③防災強化・情報推進
④経済活性化・まちづくり
⑤子育て・教育
⑥高年者・障がい者福祉
⑦スポーツ・交通・ごみ減量化
⑧市役所の職員体制
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