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草加市予算2021 ⑥高年者・障がい者福祉

2021年04月13日 | 市政・議会・活動など
草加市の2021年度予算の主な内容(高年者・障がい者福祉)

●コミュニティソーシャルワーカー増員されず
コミュニティ・ソーシャル・ワーカー(CSW)は、毎年度1人ずつ増員が図られてきましたが、21年度は市内10ブロックに3人体制のままとなりました。増員の流れが途切れてしまいました。市民共同議員団は、制度のはざまで市民の様々な困難に寄り添うCSWについて、業務内容の改善と全ブロックに1人配置できるよう増員を求めました。
 
●松楽苑の建てかえ-障がい者・高年者施設の整備を
老朽化した松楽苑の建て替え及び周辺整備に向けて、20年度は高年者プランなどにおける利用者の現状把握や見込み数などを踏まえた調査資料作成委託が実施されました。21年度は、その成果をもとに、必要な社会福祉施設の整備について検討が進められます。また、障がい者の居住の場の支援としての施設整備を検討するための実態やニーズ調査をおこなう「障がい者支援施設等整備検討課題分析等委託」が実施されます。
ようやく実現の見通しが立ってきました。当事者の声やニーズに即した高年者及び障がい者施設整備の早期実現が求められます。

●生活保護
・20年度は、生活に困窮した市民が増えたことなどにより生活保護受給者数、受給世帯ともに大幅に増えました。その影響などにより、21年度の扶助費総額は前年度より1.9億円増額の75.9億円を見込んでいます。
・受給世帯は、高齢者世帯1834世帯(全体の57.1%)、傷病者世帯550世帯(同17.1%)です。年齢別では60代以上の人が受給者の6割を占めます。また、これまでは横ばい・減少傾向だった20代・30代の割合が増加に転じています。
・生活保護ケースワーカーが21年度に2人増員され、ケースワーカー1人当たり平均担当世帯数は78.4世帯に改善されます。

●介護施設整備
・地域密着型介護老人福祉施設(小規模特養ホーム)が両新田西町に整備。
・20年度中の開設予定だった認知症高年者のグループホーム、定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所、看護小規模多機能型居宅介護事業所の開設が、コロナの影響で遅れる見通しです。


【草加市予算2021】
①歳入-市税収入が19億円減
②歳入-地方交付税の借金化
③防災強化・情報推進
④経済活性化・まちづくり
⑤子育て・教育
⑥高年者・障がい者福祉
⑦スポーツ・交通・ごみ減量化
⑧市役所の職員体制

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