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小中学校の熱中症対策や男女別室での着替えなどについて教育委員会へ要望

2021年04月27日 | 子育て・教育
市民共同議員団は4月27日、山本好一郎草加市教育長に「小中学校の熱中症対策や更衣等に関する要望書」を提出しました。

保護者から熱中症対策や着替えに関するご意見・ご要望が多く寄せられています。この間、これらご要望の現状について教育委員会に確認するなかで、夏季にリュックサックでの登校も許可しはじめた学校がある一方で、未だに4年生まで男女同室で着替えを行っている学校がある状況などが明らかとなりました。学校ごとの取り組みの温度差をとても感じました。そうした状況を踏まえて要望書を提出しました。

山本教育長とは、転倒時におけるランドセルの安全性やリュックサックの強度面などの課題について意見を交わしながら、「まずは足踏みするよりも試行錯誤を繰り返して熱中症対策に取り組んでいくべき」「一律こうではなく、選択肢を増やしていくべき」との私の考えを伝えました。更衣についても、着替える教室の確保などの課題をクリアして早急に改善していくよう求めました。教育長も「とても大切なテーマです」「課題もありますが検討します」との認識を示されました。


⇩以下、要望書の全文です。


小中学校の熱中症対策や更衣等に関する要望書

日頃より、教育行政の発展にご尽力くださり誠にありがとうございます。
さて、小学生が通学する際、夏の熱中症対策としてリュックサック等を許可している自治体が広がっています。草加市教育委員会に確認したところ、2021年度は市内小中学校4校でリュックサック等の使用を許可(若しくは許可を検討)しているとのことです。こうした先進的な取り組みを市内全校に広げていくことが重要です。
また、体育着等に着替える際の更衣については、1年生から男女別の場所(空き教室等)でおこなっている小学校が1校ありますが、「3年生から」が7校、「4年生から」が12校、さらに「5年生から」が1校あります。児童生徒の発達段階の即した対応ができているとは言えない状況にあり、速やかな改善が必要です。
よって、以下の通り要望致します。

一.夏の熱中症対策として、通学時におけるリュックサック等の使用を許可する小学校が広がるよう、市教育委員会から各校に働きかけると共に、校長会等において各校の先進的な取組みの情報共有をより一層はかること。併せて、置き勉や日傘の使用許可等の熱中症対策を推進すること。

一.小学校低学年時から男女別室で更衣が行えるようにするとともに、下着やインナーシャツ等の着用について一人一人の発育や意思を尊重した柔軟な対応を図ること。さらに、児童生徒の性自認等を尊重し、更衣等における個別的な配慮を行うこと。


以上

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