草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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市議会報告 2019年12月議会号

2020年02月27日 | 議会報告・ニュースなど


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市長報告に対する質疑の要約

2020年02月26日 | 市政・議会・活動など
2月19日の草加市議会本会議で、佐藤憲和がおこなった市長報告に対する質疑(質問)と、浅井昌志市長の答弁について、要点をまとめました。

【質問:佐藤】
「からむし織の里フェアに来場していた草加市民の方から、恵比寿屋に顔を出してほしいとお声がけをいただいた」ことがきっかけで市長は恵比寿屋に行き、そして宿泊されたとの市長報告があった。草加市民とは一体誰で、市長とはどういった関係の方なのか、そして相手は何人いたのか?
【答弁:市長】
以前から「からむし織の里フェア」に来場していた方々で、4人のうち1人がキャンセルになり3人でいた。その中に私の妻も入っていた。「せっかく昭和村に来てお会いしたのだから飲みましょう」ということでお誘いをいただいた。


【質問】
その宴席というものはどういった趣旨の宴席だったのか。
【答弁】 
公務という判断については、日程の遂行する中、途中で声がけをいただいて日程変更が生じる場合もある。時間の調整がつく限りスケジュールを変更して公務を行っているので、このようなことから宴席にお声がけをいただいたので、伺ったもの。その際に趣旨や案内の有無は確認していない。


【質問】
しらかば荘から恵比寿屋に向かったのは20日の何時ごろで、移動手段、市長以外の同行者は?
【答弁】
午後7時ごろで、移動手段は市長車。私と運転手の2人。

 
【質問】
「草加市民の方」と宴席後、そのまま恵比寿屋に泊まったとのこと。この宴席が終わったのが何時ごろで、しらかば荘に帰らなかった理由は?あわせて恵比寿屋に宿泊することを決めたのはどの時点で、誰が決めたのか。
【答弁】
宴席が終わったのは午後10時ごろ。しらかば荘に帰らなかった理由は、翌日が草加まで帰る日程だったため、運転業務に支障がでないよう運転手さんには就寝してもらったため。宿泊を決めたのは、私がしらかば荘を出発する少し前の時点。


【質問】
恵比寿屋での宿泊は「草加市民の方」と相部屋か、それとも市長が1人部屋に宿泊したのか。
【答弁】
恵比寿屋での宿泊は2人部屋で、相部屋。


【質問】
相部屋というのは(市長の)妻ということで間違いないのか。
【答弁】
確かにそのとおり。


【質問】
市長報告で「(7月20日に)しらかば荘と恵比寿屋にそれぞれ1泊分の宿泊費の支払いをしている」とのことだが、公費、私費の内訳は。
【答弁】
しらかば荘は私費で支払い、恵比寿屋は公費で充当した。


【質問】
「からむし織の里フェア」に同行した市職員の役職は?そのうち、市長が恵比寿屋に宿泊したことを把握していた市職員は誰か?
【答弁】
参加した市職員の役職は、秘書課長、総務部庶務課のバス運転手、自治文化部長、産業振興課長、産業振興課主事、文化観光課長、文化観光課主事、庶務課の自動車運転手(市長公用車)。
恵比寿屋に宿泊したことを把握している市職員は、秘書課長と庶務課自動車運転手。


【質問】
現地に同行していないものの、危機管理等において市長の動向を把握する必要がある副市長や市長室長は、市長の宿泊先変更を把握していたのか。
【答弁】
宿泊先を変更したことは伝えていないが、危機管理上、常に連絡を取れる状態だった。


【質問】
宿泊先の変更を、市長室長や副市長が知らず、現地職員も運転手を除いて秘書課長しか知らなかった。危機管理上、非常によろしくないのでは。市長の考えは。
【答弁】
今、携帯電話等あり、大丈夫と考えていたけれども、確かに危機管理上、問題もあるというのも事実。今後はそのようなことの対応をとっていきたい。


【質問】
市長報告で「宿泊費の充当については、恵比寿屋の宿泊を公費として支出する方がより適正と考え、8月8日に財務会計の精算書の起票を行った」とのこと。誰が、いつ恵比寿屋を公費で支出すると決めたのか、また適正と考えた理由は。
【答弁】
7月20日にしらかば荘での懇親会後、恵比寿屋の宴席に伺い、そのまま宿泊したことから、公務スケジュール全体から見ると恵比寿屋の宿泊を公費として支出するほうがより適正であろうというふうに考えて、私が判断をした。


【質問】
先の12月定例会における飯塚議員の一般質問で、「からむし織の里フェア」にかかわる答弁を作成したのはどの課で、決裁者は誰か。
【答弁】 
答弁書を作成したのは秘書課で、最終的には私の判断で答弁した。


【質問】
市職員が、例えば出張等で予約していた宿泊先に泊まらずに、知り合いなどに会うことなどの理由で、当日になって別のところに宿泊する。こういった変更は可能なのか?また、過去に今回と同様な事例はあるのか。
【答弁】
宿泊料は宿泊する地域に応じて定額で支給する旅費であり、同一の地域内であれば宿泊先を指定するものではないので、当日の変更も可能というルールになっている。したがって、実際の事例は把握していないが、ルールはそのような形。


【質問】
浅井市長とは議員同士のころから政務活動費や議会改革を一緒にやってきた思いがあり、今回、非常に残念でならない。今回、「誤解を招く答弁をしてしまった」とあるが、非常に違和感がある。
7月に起きたことを、8月に会計上の手続をした。飯塚議員が、12月議会でその件を取り上げ、11月・12月に資料請求を行っている。(公文書には)公費として支出した部分が出てくるのが当たり前で、なぜ私費の方が出てきた(記載された)のか。「誤解」には無理がある。
市長の答弁や公文書が事実でない場合、これから議会審議できなくなってしまう。議会軽視であり、そもそもの審議の根底も崩れてくる問題になりかねない。飯塚議員への答弁及び公文書は、あくまでも「虚偽」ではなくて「誤解」を招く内容だったという認識で変わりないのか。
【答弁】
確かに誤解という部分で、決して作為的にやった訳ではなく、「からむし織の里フェア」のことについて、どちらがより近いことなのかなという判断の中で、しらかば荘と恵比寿屋さん、これは、しらかば荘、私自身の認識の中で、両方とも泊まっているという認識があったものですから、より近いしらかば荘の方の名前を使ったということ。確かに、先ほどから申し上げているとおり、説明不足の感は否めないというふうに思いますし、今後については、御指摘いただきましたことを真摯に受けて、反省しながら今後対応してまいりたい。


【質問】
「より近い(適正)」ということで、8月に公費で恵比寿屋さんの方を支出した。議会答弁と(公文書の)資料請求は「より近い」ということで、しらかば荘を出した。「より近い」のが二つ、どっちが「近い」のか分からない。
【答弁】
私がより近いというふうに申し上げたのは、お祭りに「より近い」ものと、公的に「より正当性」のあるものということで、お祭りについてはしらかば荘がより近いんだろうと。公的に正当性があるのは恵比寿屋さんと載せるのが正しいんだろうということで、処理をしたということ。御理解を願いたい。



※上記内容は、質問(質疑)と答弁を佐藤が要約したものであり、正式な会議録ではありません。また、文字数の関係上、全ての質問項目を掲載していません。正式な会議録については、後日、草加市議会ホームページに公開されます。


■関連ページ⇒佐藤憲和・公式ブログ「事実と異なる市長答弁・公文書」
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事実と異なる市長答弁と公文書に対して

2020年02月26日 | 市政・議会・活動など
飯塚恭代・公明党市議団長が昨年12月定例会でおこなった一般質問に対する浅井昌志・草加市長の答弁について、事実と異なる内容が明らかとなりました。
また、飯塚議員が市に資料請求した同内容に係る公文書も、事実と異なっていることが明らかとなりました。

この問題を受けて、2月定例会開会日の2月19日に、浅井市長が報告を行い、市議会各会派の団長が報告に対する質疑をおこないました。

草加市の姉妹都市である福島県昭和村でおこなわれた「第34回 からむし織の里フェア(2019年7月20日~21日)」に参加した浅井市長は当初、7月19日から2泊3日で「しらかば荘(昭和村)」に宿泊したと答弁していました。
しかしながら実際は、19日に「しらかば荘」へ宿泊し、20日は「しらかば荘」の自室に荷物を置いて、昭和村の隣町である金山町の「恵比寿屋」に宿泊していました。
(宿泊代については、19日「しらかば荘」と20日「恵比寿屋」は公費で支出し、20日の「しらかば荘」は私費で支出したとのこと)
市長は、「市民の方」から呼ばれて「恵比寿屋」に行き、そのまま宿泊したと弁明していましたが、その市民には市長の妻も含まれており、市長は妻と同室(相部屋)に泊ったとのことです。

当問題について浅井市長は、2月19日の報告で「誤解を招く答弁をしてしまったことをこの場をおかりしまして、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

市長答弁や公文書が事実と異なるという深刻な問題であり、「誤解」という認識には無理があります。
議会審議の根底も崩れかねない問題であることから、私たち市民共同議員団は、本日2月26日の市議会で予定していた市長に対する「代表質問」を行わないことにしました。同様に、公明党草加市議団および立憲民主党市議団も代表質問を行いませんでした。

今後、冷静かつ厳格に対応を検討していきます。


■関連ページ⇒佐藤憲和・公式ブログ「市長報告に対する質疑の要約」
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市議会報告 2019年12月議会号・花栗南版

2020年02月26日 | 議会報告・ニュースなど


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コロナウイルスの対応を草加保健所に聞き取りました

2020年02月25日 | 市政・議会・活動など
万一、草加市内で新型コロナウイルスの感染が確認された場合、どのような対応の流れとなるのか、埼玉県の施設である「草加保健所」に聞き取り調査しました。
以下、そのおもな内容です。なお、記載内容は聞き取りを行った時点(2020年2月25日)であり、その後変更等が生じている可能性もあります。
詳細については、草加保健所(☎048-925-1551)にお問い合わせください。

①感染が疑われた際の対応
市内医療機関に新型コロナウイルスが疑われる患者さんが受診された場合や、診察で感染の疑いが生じた場合は、まず、受診している医療機関等で、インフルエンザ検査やレントゲン検査などを行い、他の症状の可能性を除いていくとのことです。
新型コロナウイルスの検査は「行政検査」の扱いとなるため、実際に新型コロナウイルスの検査を行うかどうかは「保健所長」が決定します。
なお、同検査の実施場所については、受診している医療機関でおこなうか、保健所等で行うかは、保健所が協議して決めるとのことです。

②感染が判明した際の対応
新型コロナウイルスの感染が判明した時点で、すぐに「感染症指定医療機関」に搬送されます。
草加市周辺では、基本的に第二種感染症指定医療機関である「春日部市立医療センター」へ搬送されるとのことです。
ただし、同医療センターに空きがない場合等は、別の感染症指定医療機関に搬送される可能性もあるようです。

③感染者の居住地の情報について
感染者についての居住地の公表については、「県内在住」までとしているため、埼玉県内のどの市町村に在住されているかまでは非公表とのことです。



埼玉県内の感染症指定医療機関
以下、厚生労働省ホームページ「感染症指定医療機関の指定状況(平成31年4月1日現在)」より佐藤が抜粋。

第一種感染症指定医療機関
・埼玉医科大学病院(病床数2床)
・防衛医科大学校病院(病床数2床)

・第二種感染症指定医療機関
・さいたま市立病院(感染症病床10床、結核病床20床)
・東松山市立市民病院(感染症病床4床)
・深谷赤十字病院(感染症病床6床)
・埼玉県済生会栗橋病院(感染症病床4床)
・埼玉医科大学病院(感染症病床4床、一般病床又は精神病床6床)
・本庄総合病院(感染症病床2床)
・春日部市立医療センター(感染症病床2床)
・埼玉県立循環器・呼吸器病センター(感染症病床21床、結核病床30床)
・上尾中央総合病院(感染症病床9床)
・独立行政法人国立病院機構埼玉病院(感染症病床4床)
・独立行政法人国立病院機構東埼玉病院(結核病床30床)
・埼玉県立精神医療センター(一般病床又は精神病床4床)



関連ページ⇒ 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」



草加市では、2月20日に「草加市新型コロナウイルス対策本部」が設置され、市のホームページに特設ページが設けられています。
こちらもご確認ください⇒ 草加市「新型コロナウイルスに関連する情報について」
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