3日ほど前の夕方、カラスの声がうるさいので、窓から外を見ました。
すると、ご覧のように送電線にカラスがびっしり・・・・。
写っていないものを含めると、かれこれ百羽はいたでしょうか。
「それじゃ、さばを読み過ぎよ」と隣で一緒に見ていたカミさん。
それにしてもすごい数だね、何かの抗議行動かね? アベノリス君、反対!
「週刊誌の広告の見出しに、アホノリクスって書いてあったわ、もうアホ扱い。
ところで、どうしてさばを読むって言うの?」
そりゃ、あんたの得意技でしょうが・・・・わたしに訊かないで。
「そんなこと言わないで、知ってるんでしょ?」
実をいうと知らない。どうしてなんだろうね。サバは魚の鯖なんだと思うけど。
で、調べてみました。
鯖は数多く獲れるが腐りやすい。そこで数を目分量でざっと数えた。
そこから数を適当に数えることを、さばを読む、と言ったらしいですね。
異説もあって、福井の鯖街道を運ぶ日数を少な目に言ったことから、さばを読む。
魚の鯖ではなく、禅宗の寺院の作法である生飯(さば)から来ているという説。
色々あるようですが、ものを数えるとき実際よりごまかす、という意味は同じ。
この前、むくさのそのに行った時のことです。
入園料が一般300円、シニア(65歳以上)150円と2段に並べて書いてありました。
受付けの女性が、下の段を指して「こちらですよね?」。
わたしが上の段を指して、こっちに見えます? 「見えませんわね、ふふふ・・・・」
そういう時、その年頃の女性ならどうするんでしょうか。
見栄が勝つのか、実利が勝つのか・・・・それが問題です。気になったので訊いてみました。
どうしても、さばを読んでるな、と見えたらどうするんです?
「自己申告のとおりに払ってもらいます」
どう見ても、百そこそこでも?
「・・・・・・・・・・・・ええ」と言ったものの自信なさげでした。
調べていて副産物がありました。
「おいらに蟹文字がよめねへと思って偽を読んじゃアいけねへぜ」
偽と書いてサバと読ませたようです。蟹文字というのは、よこもじのこと。
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