地域SNSかちねっとの休止が正式に決まりました。
区とNPOの協働事業としてスタートしたのが2007年。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)も一般にはまだ馴染が薄く、有名なのはmixiくらい。
2005,6年頃から各地にローカルなSNSが出来始めました。
実名登録制で、地域の人たちのネット上での安全なつながりが謳い文句です。
自治体が関係した第1号は、熊本県の八代市の「ごろっとやっちろ」。
東京では、千代田区の「ちよっぴー」が第1号です。
この手の新し物に関心があったので、東京の2番手地域SNSとして区へ提案したのが2006年。
ちょうどその年に、葛飾区にも市民活動支援センターができました。
全国の自治体がNPO推進に力を入れ始めた頃でもありました。
ユニコムかつしかがNPO法人化したのも2006年でした。
市民活動団体が増えて行けば、そうした団体の連携ができる情報インフラが必要です。
それには地域SNSが格好のツールではないか、と考えたのです。
2006年秋に兵庫県の地域SNS「ひょこむ」がスタート。
そこで開発されたOpenSNPを使って、翌年の4月から試行、6月から本格運用開始。
始めたときは、たしか300名弱ほどの登録メンバーだったと記憶しています。
SNSって何?という頃でしたから、講習会やったりPRイベントなどで大わらわでした。
それでも、ひょこむ、ちよっぴーなどの先駆者の支援をもらって、何とかオープンへ。
あれからもう8年も経ったのですね。
さまざまなエピソードがありましたが、書きはじめると何日もかかりそう。
まずは休止に向けての処理が最優先なので、昨日、休止のお知らせを掲示したところです。
長年のご利用に感謝!