ようやくテキストが出来て事務所で印刷。
またまたUSBメモリーを忘れ、自分が記憶するためには何の役にも立たない道具です。
午後は、今日のコラボまつりの準備の手伝いで市民センター。
事務所からの帰り、フェンスからクビ?を出した瓢箪に遭遇。
フェンスの内側には、収穫されたヒョウタンが積まれていました。
これを採るにはフェンスを切るしかないから採るのを諦めたのでしょう。
何とかしてくんないかなあ、このにっちもさっちもいかない状況。
このまま冬を越すなんて、いやだよ、みっともないし・・・・。
ヒョウタンの嘆きが聞こえてきそうな光景です。
でも、どうしてこんなことになったのでしょう?
ヒョウタンの実のなり方は知らないのですが、たぶん最初から瓢箪形ではないでしょう。
キュウリみたいな細長いものの上下が膨らんでくるのでしょうか。
だとしたら、まだキュウリ型だった幼年時代、きっとフェンスの外の世界に憧れたのです。
冒険したかったのか、自由に憧れたのか・・・・。
ともかくフェンスの穴をくぐって半分外へ、ああ、娑婆の空気はいいなあ。
その間、下半身、上半身とも成長したのにも気づかず、ご覧の有様。
瓢箪の中には別世界がある、と考えられていたのは道教です。
その露気で不老長寿を保つとされ、漢方医のシンボルや魔除けに使われました。
そういえば、孫悟空がヒョウタンに吸い込まれた話があったような気もします。
瓢箪から駒、という諺も、そこに別世界があると信じられたからなのかもしれません。
秀吉の馬印は千成瓢箪、彼もまた別世界制覇の夢に捉われた1人だったのでしょう。
ひょっこりひょうたん島・・・・人はみな別世界への憧れを捨てきれないのかもしれません。