昨日は冬至でした。
この日を境に昼の時間が長くなり春に向かいます。
昔の人は、米の粒一つずつ、畳の一つずつ日が長くなる、と表現しました。
古来、生命力が復活する節日として祝う習慣があったといいます。
キリストの降誕祭のクリスマスも北欧での冬至の祭りと融合したと云われます。
明るい陽射しを待ちわびる気持ちは、どこの国でも共通しているのでしょう。
冬至には、カボチャを食べ、柚子湯に入る、くらいでしょうか。
古来の風習ですが、今ではあまり縁が無くなりました。
柚子の香りから、シクラメンの香り・・・・真綿色からポインセチアの真紅・・・・。
暮れにふさわしいものあれこれの連想ゲーム。
真紅から第九・・・・ちょっと飛躍のし過ぎでしょうか。
天から降ってくるような出だしを思い浮かべて、オリオン座、すばる・・・・。
聴く・・・・除夜の鐘・・・・これはちょっとまだ先ですね。
商店街にはジングルベルが流れていました。ホワイトクリスマス。
正月飾りを売るテントがそろそろ建てられる頃です。
連想もなかなか続かず、すぐに窮まってしまいます。
窮まるから、陰が窮まって陽にかえる。
そんなことから、冬至を「一陽来復」とも云います。
転じて、悪いことが続いたあとに幸運を願うことが、一陽来復の天を待つ・・・・。
やはり、暖かい陽射しが恋しい季節です。
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