昨日はおさんどんをしました。
といっても若い人には通じないかもしれません。台所仕事のことです。
食後の後片付けはわたしの役目なので日常茶飯、ひさしぶりだったのは食事を作るほう。
さくらが咲き散るこの季節、カミさんの体調が一年でいちばん悪くなります。
自律神経失調症、たぶん寒暖や気圧などの変動が大きいことが影響するのでしょう。
脈拍や呼吸が突然乱れたり、暑がったり寒がったり、体温調節もうまくできません。
ふだんはしばらく横になっていれば回復するのですが、昨日はそれが長引きました。
近くのかかりつけの医院へ連れていきましたが、気休めにしかなりません。
とにかく安静に、ということで、昼食、夕食はわたしがにわか料理番になったという次第。
ところが料理の才能は生まれつき無く、できるものは簡単なものに限ります。
訊くと、昼は、明太子スパゲッティにするつもりだった・・・・それならわたしにも出来ます。
大きな鍋にお湯を沸かしスパゲッティを茹でながら、明太子の皮を剥いて?中身だけ取出す。
それを別の鍋に入れて、オリーブオイルをたっぷり注いでかき混ぜます。
茹であがった麺の湯キリ?(料理用語がわかりません)し、鍋に入れてからめて出来上がり。
野菜サラダあたりも欲しいところですが省略、あとは水だけ。
夕食はどうするつもり? まだ、考えていなかった。
肉にしようか、それなら焼くだけで、わたしにも出来る。
でも、肉のよしあしなんかおたくにはわからないでしょ、と上から目線。
いちばん高いものを買ってくる・・・・高けりゃいいってもんじゃないんだけど、と軽蔑のマナコ。
ブロッコリーが冷蔵庫にあるからそれを茹でてちょうだい。はいはい。
しじみがあるから、それでお味噌汁つくって・・・・できる? はいはい、できます。
鍋に油を敷いて! はいはい、肉は焼き過ぎたらだめよ、わかっている? はいはい。
これが料理といえるほどのものかどうか・・・・自問しながら食事。
口に入れて吐き出さずに食べられるんだから、とりあえずはよしとしなくては。
でも、やがては老々介護の身、もう少し料理もできるようになっておかないといけないのかも。