「ハシゴを想像してみて下さい。
ハシゴの各段には数字が振ってあり、ハシゴを上るにつれて数字は大きくなっていきます。
最下段は “0” で、最上段は “10” です。
最上段はあなたにとって “最高の人生” で、最下段は “最低の人生” です。
今現在、あなたはハシゴの何段目に立っていると思いますか?」
こんな質問を自分にぶつけてみました。
なかなか思い通りにならない人生だけど、欲を言えばキリがない。
どちらかというと、仕事も遊びのウチ、と好き勝手なことをやってきたから8段目くらいかな・・・。
これは「キャントリルの階梯」という質問。
国連が毎年、世界各国の幸福度調査レポートを出していますが、その中で使われています。
因みに、幸福度の指標は、1人あたりGDP、健康寿命、社会的支援、自由度、社会的寛容度、暴力、病気などなど。
2016年版幸福度ランキング上位5位は、デンマーク、スイス、アイスランド、ノルウェー、フィンランド。
北欧の4カ国が目立ちますが、トップのデンマークのハシゴ段数の平均値は7.526。
お~、わたしのハシゴ値は、それより高い!
日本の幸福度ランキングは年々下降気味で2016年版では157カ国中の53位。
ハシゴ値は5.921・・・それほど幸せでもないけれど、それほど不幸せでもない?
157位のブルンジという国(どこにある?)のハシゴ値は2.905。
世界一幸せな国デンマークには、ヒュッゲという概念があるそうです。
「居心地のいい時間や空間」を表す言葉で、暮らしの中でもっとも大切にしていることのよう。
モノを得て満足するより、家族や友達と過ごしたり、自然の中で過ごしたりする暮らしこそ幸せ。