2回目の会員向け3Dプリンターの実演会が終わりました。
最初は駄々をこねていた装置も、いまは順調に動いています。
でも、実物をスキャンして3Dデータを作ることはかなり難しいと分かりました。
光沢があったり、暗い色調だったり、複雑な形をしていたりするとうまくいきません。
スキャン結果の画像が、パソコン画面でキレイに表示されると印刷も良好です。
この段階で画像が崩れたり一部が欠けていたりしたら、印刷はやめたほうがいいようです。
中が空いているモノ・・・・たとえばカップなどをスキャンしてもうまくいきません。
中空にならず、そこにハチの巣状のモノを勝手に作ってしまいます。
スキャンしたあと、3Dデータを人の手で編集しないとたぶん中はくり抜けないのかも。
午後から、ティーカップのデータをネットから入手して作って見ました。
プリンターを動かして置いて、近くの市民活動支援センターへ。
ここの施設の皆さんともお別れです、長いこと、お世話になりました。
戻ると間もなくカップが完成、これはキレイに出来上がりました。
スキャン機能を使わず、ネットから入手した3Dデータはたいてい印刷できます。
ただ、象の牙や鼻や尻尾など、本体から飛び出て宙に浮いてるようなところはダメ。
フィラメントが糸くず状になってしまって形にならず、やむなく中断。
ともかく、作れるもの、作れないものあたりがだんだんわかって来ました。
操作そのものは簡単ですから、あとはメンバーの皆さんに自由に使ってもらいます。
団体マスコットなど作ってみるのもいいかもしれません。
3Dプリンターも、まだ日常的ではなく、見ることができる場所も機会もまだまだです。
いずれ、教室の受講生や一般の人に向けた実演デモなども企画しましょう。
となると、もう1台くらい印刷だけできる安い装置があってもいいかなあ・・・・。