今年の選挙から18歳になれば選挙権を持てるようになります。
昨年の安保法制でも若い人たちが発言や行動を起こしました。
しっかりした自分の考えを持っている人も少なからずいて、感心させられることも多い。
自分の若い頃に比べると、自分がいかに幼稚であったか、とも思わせられます。
その一方で、ネットなど見ていると、昔のわたし以上に幼稚化している若者も多い。
全体としての教育水準は上がっていても、賢愚2極化も同時に進んでいるような気もします。
特に、ネトウヨなどと呼ばれる若者たちの言辞には、思わず眉をしかめてしまいます。
匿名の悪いところが出るのか、自分が気に入らない意見の批判や排除の言が凄まじい。
こちらも、つい挑発に乗って、おまえこそバカか、とコメントの一つも書いてしまいそう。
そう言えば、このつれづれ日記も匿名でしたね。
PRを兼ねて団体名をつけていますが、あくまで代表個人としての発言ですので、ご承知おきを。
時おり、政治批判などもやらかしていますが、これも政治活動ではありませんので、念のため。
え~、何の話を書こうとしたんだっけ。
そうそう、選挙権年齢の引き下げで、主権者教育という言葉がメディアに登場してきたこと。
これって何かヘンだと思いません?
主権者を教育できるのはメタ主権者ですが、それって誰? 国家のことですか?
こういう言葉の使われ方ひとつとってみても、主権在民なんてほんとかな、と思ってしまいます。
一事が万事、国の独断主導でコトが運ばれていって、これでホントに民主主義の国と言えるのかどうか。
メディアも腰が抜けていて、政権監視や批判の役目を忘れて、近ごろは両論併記が目立ちます。
長い物には巻かれよ、みんなで巻かれればコワくない、といったところでしょうか。
のど元過ぎた熱さを忘れず、この夏の選挙は再び捻じれを取り戻そう! 個人的意見ですよ。