残忍極まりない事件が続いています。イスラムしかり、日本もしかり。
集団と個人の差はあるにしても、わたしの理解を越えている出来事には違いありません。
人はどこまで残虐非道になれるものか・・・・このところ、そんな思いに駆られたりします。
水戸街道沿いにモスクがあり、時々自転車で通ります。
その近くでムスリムの人たちを見かけたり、すれ違ったりすることもよくあります。
人質事件以来、その人たちを見る目が違ってきたかというと、そんなことはありません。
何であれ、一括りにして考えるということは避けたいと思います。
ただ、昨日のラジオのニュースで聴いたことは、ちょっと驚きでした。
イスラム国の兵士は3万人余、そのうちの7,8%は非イスラムの外国人なのだそうです。
自分の国の社会に疎外感を持った人間たちが集まって来る。
そして戦闘訓練を受けたあと、帰国してテロ事件を起こす。
イスラム国はテロリストの養成機関でもある、とその解説者は言っていました。
ひと頃、文明の衝突、ということが盛んにいわれました。
とはいえ、いま、現実に起きていることがそうだと思えません。
社会への疎外感が根底にあるなら、宗教対立ということでもありません。
名古屋の女子大生の事件、これが同根だとは思いませんが、理解できない点では同じ。
理解を越えたことについてはこれ以上書きようがない、という締まりのない話で終わりです。