2日連続で「観なければよかった。」と後悔した映画の話です。
ただし、昨日記事を書いた『告白』が後味が悪くて観なければよかったと思った作品だったのに対して、今回の香取慎吾さん主演の『座頭市 THE LAST』は出来が悪くて観なければよかったと思った作品なので、同じ「観なければよかった。」と言う感想でも大きく意味が異なります。
『座頭市 THE LAST』の感想を汚い言葉で言えば、「金返せ!!。今までの座頭市シリーズを汚すな!!。」と叫びたくなる出来の作品でした。約6年ぶりに☆2つの評価を私は付けました(☆1つは完全に破綻している映画にしか付けません)。
「香取さんの座頭市はミスキャストだ。」と言う意見は作品が公開される前から言われていて私も同感だったのですが、脇を固める反町隆史さん、倍賞千恵子さん、石原さとみさん、仲代達矢さん、寺島進さん達の豪華キャストが穴を埋めるだろう、と私は信じて劇場に観に行きました。
しかし、キャスティングと同じくらいに重要なシナリオがとんでもなくひどい出来で、出演者全員が滅茶苦茶なシナリオに汚染されて光を全て消されてしまった感じでした。このシナリオだったら、座頭市を香取さんではない俳優が演じた上に、脇を多くの名優達が囲んでいたとしても作品としては失敗していたと思います。それくらいひどい出来のシナリオです。
とにかく、登場人物の深堀りや人間関係の説明の描写や物語の進め方がここまで下手糞な映画は初めてです。出来上がったシナリオを読んで誰も「これじゃヤバイ。演出でどうにかカバーしよう。」とは思わなかったのでしょうか?。製作スタッフは故:勝新太郎先生の『座頭市』シリーズや他の時代劇を観たことがないんですかね。殺陣(たて)もひどいですしね。
以上、あまりにもトホホな出来なのでこれ以上は書くことがありません。
私はこの『座頭市 THE LAST』の事は早く忘れたいと思います。
本作は興行的にも大コケしたようなので出演者も製作スタッフも私と同じように忘れたいと思っているのではないでしょうか?。
私にとっての『座頭市』は、勝先生のシリーズ、北野武監督版、綾瀬はるかさん主演の『ICHI』だけだと思うことにします。
ただし、昨日記事を書いた『告白』が後味が悪くて観なければよかったと思った作品だったのに対して、今回の香取慎吾さん主演の『座頭市 THE LAST』は出来が悪くて観なければよかったと思った作品なので、同じ「観なければよかった。」と言う感想でも大きく意味が異なります。
『座頭市 THE LAST』の感想を汚い言葉で言えば、「金返せ!!。今までの座頭市シリーズを汚すな!!。」と叫びたくなる出来の作品でした。約6年ぶりに☆2つの評価を私は付けました(☆1つは完全に破綻している映画にしか付けません)。
「香取さんの座頭市はミスキャストだ。」と言う意見は作品が公開される前から言われていて私も同感だったのですが、脇を固める反町隆史さん、倍賞千恵子さん、石原さとみさん、仲代達矢さん、寺島進さん達の豪華キャストが穴を埋めるだろう、と私は信じて劇場に観に行きました。
しかし、キャスティングと同じくらいに重要なシナリオがとんでもなくひどい出来で、出演者全員が滅茶苦茶なシナリオに汚染されて光を全て消されてしまった感じでした。このシナリオだったら、座頭市を香取さんではない俳優が演じた上に、脇を多くの名優達が囲んでいたとしても作品としては失敗していたと思います。それくらいひどい出来のシナリオです。
とにかく、登場人物の深堀りや人間関係の説明の描写や物語の進め方がここまで下手糞な映画は初めてです。出来上がったシナリオを読んで誰も「これじゃヤバイ。演出でどうにかカバーしよう。」とは思わなかったのでしょうか?。製作スタッフは故:勝新太郎先生の『座頭市』シリーズや他の時代劇を観たことがないんですかね。殺陣(たて)もひどいですしね。
以上、あまりにもトホホな出来なのでこれ以上は書くことがありません。
私はこの『座頭市 THE LAST』の事は早く忘れたいと思います。
本作は興行的にも大コケしたようなので出演者も製作スタッフも私と同じように忘れたいと思っているのではないでしょうか?。
私にとっての『座頭市』は、勝先生のシリーズ、北野武監督版、綾瀬はるかさん主演の『ICHI』だけだと思うことにします。
今週末公開予定の藤沢周平先生原作で豊川悦司さん主演の時代劇映画『必死剣・鳥刺し』で口直しをしてきます。宣伝映像を見る限り殺陣は良さそうです。9月公開の『十三人の刺客』も期待です。
「座頭市」の映像化権を持っている方が「これでラスト。」と言っているようですが、原作者の故:子母澤寛 (しもざわかん)先生が亡くなられて2017年で50年になるので、それ以降は著作権が保護されないので誰でも映像化できるようです。その頃に時代劇の需要があるかどうか判りませんが、誰か新作を作るかもしれませんね。