ウォーキングには最適だけど・・・ ～ 油山 市民の森 ～

　私が住んでいる福岡の実家は、油山（あぶらやま）と言う標高597メートルの山の麓にあります。

　油山は福岡市民の憩いの場の『市民の森』と言う自然公園のある山で、麓から市民の森まで歩いて１時間くらいで登れることもあって、近くの小学校の遠足でよく使われています。また、初めて原付や自動車の免許を取った人間がバイクや車で登りたがる山でもあります（夜景が綺麗なのでデートスポットとしても有名です）。私も小学生の頃から数え切れないくらい登っている山です。

　そんなウォーキングに手頃な山が近くにあるので、「平日は平地を、休日は油山の山道を歩こう。」と決めて先月の中頃からトレーニングを始めたのですが、油山に登った翌日の朝はいつも風邪の症状が出ていました。鼻がグシュグシュしてクシャミが出て若干熱っぽい感じです。

　「往復で２時間以上歩いたので汗をかいて風邪をひいたのかなぁ？。」と思っていたのですが、ふと見た福岡のローカルニュースで私の風邪の症状の原因が判りました。私の風邪の症状の正体は、

　『花粉症』

でした。油山は２年前から東京で花粉症になってしまった私が足を踏み入れてはいけない杉花粉で有名なスポットだったようです。鼻がグシュグシュするのは当たり前ですね。

　と言う事で、せっかく立てたウォーキング計画は中止となりました。今は平地を夜歩いています。
　しかし、平地を歩いていても目と鼻が少しかゆくなってしまうので、どうも私は最悪の時期に福岡に帰って来てしまったようです。花粉症の私が油山の麓に住むと言うことは、敵陣のど真ん中で野営をしているようなモノですね。総攻撃を受けている状態です。

　福岡に住んでいた大学生時代までは、花粉症のかの字も聞いたことがなかったので、今回帰郷するにあたっても、『油山に杉が植わっている＝花粉地獄』なんて全く意識もしていませんでした。迂闊でした。調査不足でした（私が福岡に住んでいた20年以上前は、花粉と言えばセイタカアワダチソウの事でした）。

　私が約20年間の東京生活で福岡に持ち帰った『通風』と『花粉症』と言う２つの病は、これからも私を苦しめることになりそうです。
　それと戦うには『Let's 体質改善』あるのみです。長い戦いになりそうですね・・・。