絶賛求職活動中の私ですが、書類選考で落ちた会社の数がとうとう20社を超えてしまいました(求職活動は今年の1月下旬から開始)。
九州に戻ってから知り合った人材エージェントの会社(2社)からも、ここ数ヶ月連絡がありません。「このオッサンとかかわっても金にならない。」と思われたのでしょうね。「〇〇さんの実績を活かせる会社を紹介しますよぉぉぉ。」と熱く言われていたのは遥か昔のような気がします。
そんなトホホな状況ですが、登録している転職サイト経由で『面接に来ませんか』と言う連絡を今月に入って何件か頂きました。工事関係の会社が多いですね。何回も連絡をくれる会社もあります。私の採用は見送られまくっていますが、今の日本が人手不足なのは事実のようです。
ただし、オファーの文面には『貴方の施工管理の実績を活かしませんか』とか『貴方の工事の実績を見て連絡しました』等の文言が入っているので、「俺のどの経歴を見てオファーをくれたのだろう。勘違いだよな。」と思いながら、その連絡の文面を読んでいます。勘違いオファーを気にせず喜んで面接に行って落とされるという経験(5月23日の記事)を既にしているので、その愚を繰り返すことだけはしたくありません。面接官に目の前で溜息をつかれるのは結構辛いですからね。
そう言う経験をしているので、オファーをくれた会社には、「私は資格は持っていますが工事経験はほとんどありません。営業一筋30年です。それでもよろしければ面接に伺います。再度ご検討下さい。」と言った感じの一文を添えて『面接希望』の返事を返しています。転職サイトを活用する場合は返事を返さないでスルーすればいいのだと思いますが、何度も連絡をくれる会社にはちゃんと返事を出すようにしています。
それに対する会社からの返事は当然と言えば当然ですが、「今回の面接は見送らせて頂きます。」です。書類選考で一発で落とされるパターンの時の返事の文章とは、「今回は丁寧なお返事を頂きありがとうございます。」と言う一文が入っているのだけが違いですかね。私の人間性は評価されたように思われますが、『貴方は私の会社にはいらない』と言われたのには変わりないので凹みます。
そんな感じで『面接に来ませんか』とオファーをくれた会社はリストからどんどん減っていって、残るのは1社だけになってしまいました。その1社は明らかに勘違いオファーではないので興味はあるのですが、「面接に行きます。」と返事を返すのに躊躇しています。
その会社は警備関連の会社です。『50代、60代が活躍中』とか『力仕事はありません』とか『セカンドライフを考えませんか』と言った誘い文句なので、私の53歳と言う年齢を見てオファーをくれたようです。私の過去の経験やスキルはあまり関係ないようですね。ちなみに、給料は日勤と夜勤を合わせて月に22日くらい出勤で額面20万円くらいです。
ここまで書類選考で落ちまくっていると、「俺の経験やスキルは社会では通用しないんだなぁ。必要とされていないんだなぁ。」と思って、「割り切って新たな職種を選ぶか。」と言う考えが脳裏に浮かぶようになりますが、どうしても踏ん切りがつかないのが現状です。私が転職サイトのCMのように本田博太郎さんに、「即戦力じゃないか。どこで見つけてきたんだ。」と言われるような人材だったら、こんな悩みは生まれなかったんですけどね。
あとは、今働いている会社で過去の経験やスキルを活かして仕事をしていて、それなりに実績が上がって評価されているのも、踏ん切りがつかない要因の1つかもしれません。職場環境も悪くないですからね。
ただし、忘れてはいけないのは『何のために安定していた関東の生活を捨てて福岡に戻る決心をしたのか』と言うことです。それをもう一度思い出して行動しないとダメですね。変なプライドや未練は捨てたほうがいい時期に来ているのかもしれません。
以上、今までの経験やスキルとは関係のない職種を選ぶか否かで悩んでいる今の私の状況の話でした。
今の会社は9月からミカンの繁忙期に入って辞め辛くなるので、それまでには両親の住む福岡の実家から通える会社を見つけたいと思っています。
余談ですが、書類選考落選21社目の会社は、私の今までの経験とスキルを完全に活かすことができる、すなわち『即戦力』で活躍できる会社だったので、その結果に対して少し落ち込んでしまいました。
ただし、返事が今までの会社のお断りの文章と違って長文で、最後には私に対するエールのようなものが書かれていたので少し元気になったのも事実です。53歳のオッサンを応援してくれる人もいるようですね。もう少し頑張ってみることにします。
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