ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

続編や定番作品の映画化は難しい ~ 『アナと雪の女王2』、『決算!忠臣蔵』 ~

2019年11月23日 | 映画

 絶賛失業中&求職活動中の私ですが、昨日は会員になっている映画館の会員サービスデイだったので、朝からバスで映画館に行ってきました。観た作品は昨日封切られた2作品の、ディズニーアニメの『アナと雪の女王2』と、堤真一さん主演の時代劇『決算!忠臣蔵』です。

 ちなみに、福岡に引っ越ししてから中洲大洋劇場とユナイテッドシネマの2つの映画館の会員になりました。埼玉にいた時と同様にネットで事前にチケットを購入してから劇場に向かっています。昨日の金曜日はユナイテッドシネマの会員サービスデイで1,100円で1本観ることができました(埼玉にいた時は1,000円だったのですけどね。100円値上がりしたみたいです)。

 さて、昨日観た2作品は、2014年に日本でも大ヒットした前作の続編の『アナと雪の女王2』と、過去に何度も何度も映画やドラマ等の映像作品になっている『忠臣蔵』の新作『決算!忠臣蔵』でしたが、2本を観終わった後に「続編や定番作品の新作って本当に作るのが難しいなぁ。」としみじみ思いました。観る側の期待値(ハードル)が上がっているので、制作サイドもそれに応えるのは大変です。
 大ヒットしたオリジナルを超えたか同レベルだった作品は『エイリアン2』『ターミネーター2』『マッドマックス2』『トイストーリー2』くらいしか私がパッと思いつく作品はありませんからね。
 定番作品の新作(新解釈)で良かった作品と言うのは思いつかないですね。『七人の侍』と『荒野の7人』みたいな関係は新作(新解釈)と言うよりリメイクですもんね。新解釈とリメイクは違いますからね。

 さて、肝心の昨日観た2作品ですが、2作品ともに私の評価は☆3つです(最高は☆5つ)。可もなく不可もなくと言う普通の『上映時間中は楽しめた』作品でした。あまり後には残らなかったです。

 『アナと雪の女王2』はコンピューターグラフィックスの進化には素直に感動しましたが、「続編を作る意味があったのかなぁ。」と正直思いました。続編を作るために物語を無理やり生み出した感じのストーリー展開だったので私にはイマイチでした。まぁ、ミュージカルなので観ている間は楽しいんですけどね。前作のように何度もブルーレイで観直すことはなさそうです。

 『決算!忠臣蔵』は『お金』を主題に忠臣蔵の物語を構築した作品だったので目新しくて面白くて勉強になったのですが、従来の作品にあった『忠臣』の部分の扱いが軽くなってしまって、これまた観ている間だけ楽しい作品になってしまいました。時代劇特有の『重さ(重厚さ)』がなくはないのですが、『軽さ』の方にウェイトが乗り過ぎていてバランスが悪い気がします。いっそのこと『軽さ』に振り切って喜劇映画に徹した方が良かったのではないかと私は思いました。


 以上、昨日観た『アナと雪の女王2』と『決算!忠臣蔵』の2本の映画の話でした。

 『アナと雪の女王2』が前作のような社会現象になるかどうかは判りませんが、今回は「サントラアルバムを買おう。」と私は思わなかったです。松たか子さんの『イントゥ・ジ・アンノウン 心のままに』だけはダウンロードして聴きたいですけどね。

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