ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

履歴書や職務経歴書を見もしない人達 ~ 54歳のハローワーク(その2) ~

2019年11月27日 | 就職活動関連

 第二次失業期に入って約10日が経過しました。まだ、次の会社は決まっていません。

 ただし、転職サイト経由で応募した会社に電話をもらって面接に行ったり、「面接を受けに来ませんか。」と連絡をもらったりしているので、全く動きがなかった10年前の第一次失業期とは状況は違う感じです。実家にいて両親と同居しているので、東京で一人暮らしをしていた時とは金銭的な負担が違うのも助かっています。とにかく『50代の引きこもり男子』にカテゴライズされないように早く仕事を見つけないといけませんね。

 さて、現在進行中の転職活動ですが、前回記事に書いたように『さらば営業マン』『さらば営業職』と言う路線変更を行なって求職の条件の間口を広げたら、ビルのメンテナンス会社、警備会社、工場に人を派遣する会社、運送会社、等の今までは連絡(オファー)を頂けなかった業種の会社から「面接を受けに来ませんか。」と連絡が入るようになりました。54歳と言う年齢を考えたら本当にありがたい話ですね。

 今回は、そんなオファーの中から福岡の実家から通える会社に数社アプローチをしてみて驚いたことを書きます。
 「今まで自分がいた世界とは全く違うなぁ。」と素直に驚いたと同時に「それもそうだなぁ。」と納得した話です。

 先日、工場に人を派遣する会社と運送会社の2社の面接に行ったのですが、今までの就職活動で提出が必須だった履歴書と職務経歴書を面接官は全く見ることなく話は進んでいきました(提出も求められませんでした)。事前に書かされた簡単なエントリーシートだけを見ながら話は進んでいきます。そのエントリーシートには学歴を記入する欄がなく、職歴も記入するのは直近の3社まででした。

 淡々と進む面接では学歴や職歴や保有している資格の話は全く聞かれずに、健康状態、反社会勢力との付き合いはないか、犯罪歴、自宅の住所、いつから働けるか、等の話に終始しました(工場に人を派遣する会社では面接の途中で視力検査、握力検査、血圧測定もありました)。

 この面接に対して最初は「なんだこの面接。今までと違う。」と思いましたが、冷静になって考えると『初心者歓迎!!』とうたって求人をかけている工場の生産ラインでの仕事や運送の仕事には学歴や今までの職歴は全く関係ないのに気が付きました(工場勤務の長い熟練工の人や熟練ドライバーにはこんな面接しないでしょうね)。ただ単純に『仕事の歯車』として機能するか否かが採用のポイントなんでしょうね。個人の人となりや歴史なんてどうでもいい話ですからね。面接官の対応には納得です。

 と言った感じで今までとは違う面接方法に納得したので、自己アピール等は抑えめにして、面接官の質問に淡々と答えました。悪い印象は与えずに面接官に『常識のある普通の50代男子』と思われれば御の字です。

 そんな面接を2社経験しました。
 よくよく考えると、過去に勤めたガス会社と農業関係の会社の面接も同じような感じでした。過去の経歴をアピールしても反応が鈍かった記憶があります。コンピューター業界にいた頃の営業の経験なんて、違う業界の人からすると「へぇ~。そうですか。それで・・・。」と言うレベルの話ですからね。


 以上、履歴書や職務経歴書の提出が必要とされない会社の面接の話でした。

 ちなみに2社とも、採用が決まった場合は履歴書の提出が必要、との事でした。職務経歴書はいらないみたいなので、私の人生で職務経歴書を提出することはもうなさそうですね。

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