久しぶりだったのに・・・ ～ 太宰府天満宮 ～

　私はハローワークに行った日は、その後に、映画に行くか、観光スポットに行って気晴らしをすることに決めています。
　リアルな現実世界の代表格のハローワークで全身に浴びた負のオーラを消し去るには、非現実的な世界で身を清めて気分を変えるのが一番の効果的な方法ですからね（それにしてもハローワークは暗い。暗すぎる。何か明るくする工夫が必要です。あれだと失業者は精神的に更に追い込まれます。勤めている職員の方の精神にもよくありません）。

　そんな行動を私はとっているので、先日はハローワークに行った後に、福岡の代表的な観光スポットでもある太宰府天満宮（だざいふてんまんぐう）に行って来ました。学問の神様で有名な神社ですね。

　私は完全に忘れていたのですが、先月東京で元同僚のＯさんとお別れの茶会を行なった時に、「太宰府天満宮で梅ヶ枝餅（うめがえもち）を２人で食べたのがいい思い出だよ。」と言われて、出張で福岡に来た時にＯさんを太宰府天満宮に案内したことを思い出しました。
　そんな話をしていたので、先月Ｏさんと話をしてからずっと、「福岡に戻ったら太宰府天満宮にまず行こう。」と心に決めていました。職業訓練校の願書を出している最中なので、合格祈願もしなければいけないですからね。私が太宰府天満宮を訪れるのはＯさんと来て以来なので７年ぶりくらいです。

　と言った感じで、とても楽しみにして久しぶりに訪れた太宰府天満宮だったのですが、参拝と、両親へのお土産に名物の梅ヶ枝餅を買っただけの約15分くらいで太宰府の地を後にしました。残念ですが、久しぶりに訪れた太宰府天満宮は、静寂さの欠片もない、うるさい一観光地でした。来た日と時間帯がハズレだったようです。

　その日は、「なんでこんなに大声で話をしながら歩く必要があるんだ？。」と思わず殴り倒したくなる海外の観光客が多数いて、参道の入り口からうるさくて仕方がありませんでした。私は全国各地の観光地を結構回っていますが、こんなに下品で大きな笑い声をあちこちで耳にするのは初めての体験です（言葉が判らないので、何を話していたかは不明です）。

　その上、賽銭箱の前には、参拝もせずにたむろしてずっと立ち話をしている観光客が多数いて邪魔で仕方がありません。文化や風習が違うので仕方がないと思うのですが、そこが何の場所であるかくらいの最低限の勉強をしてから来て欲しいと思います（旅行ガイドらしき人もまったく見当たらなかったので、観光客もチンプンカンプンだったのだと思いますが・・）。

　天満宮全体がそんな煩雑な雰囲気だったので、「ここにいたら逆にストレスになる。また来よう。」と早々に判断を下して、さっさと帰りの電車に飛び乗りました。太宰府天満宮には数え切れないくらい来ていますが、こんなに短時間で帰るのは初めてです。残念ですね。


　以上が、久しぶりの太宰府天満宮への悲しい訪問の話です。ハローワークに行った気分転換が全くできませんでしたね。

　それにしても、なぜアジア系の観光客は団体になるとうるさいのでしょうか？。
　西洋系の観光客で馬鹿騒ぎをしている団体を私は見た記憶がないので、日本人を含めたアジア系の人達の集団行動時のマナーの悪さは不思議で仕方がありません。なにか学術的に解明されている現象なんですかね？。新たな研究課題ですね。