食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

芸術の冬

2009年01月17日 | 食と農
今日も晴れ。東京は乾燥した天気が続いています。
今日からセンター試験ですね。2年続けて監督をしたので今年は免除され,自宅でゆっくりと寛いでいます。受験生の皆さん,実力を発揮してください。

先週末,娘の作品が作品展に展示されたというので,F市美術館に家族で行きました。北多摩地区の中学校から選ばれた絵画や彫刻などが飾られていました。どれも力作揃いでした。自分の中学校時代を振り返っても,こんな作品は作っていなかったなぁーと感心しきりでした。

その作品展の受付で,「時間があればどうぞ」と企画展の入場券をもらいました。ラッキー!
お金を払っては見ないけど,ただなら見ます。ビエンナーレ(biennale)とは,イタリア語で「2年に一度」という意味で,2年に一度開かれる美術展覧会のことです。

若手7名の作品が展示されていました。テーマは「色-色をめぐる冒険」です。独創的な作品の中で私が気に入ったのは,横内賢太郎さんの作品です。サテンの薄い生地に水彩で描かれたものです。写真ではそのはかない色合いが分かりかねますが,見る位置を変えると文字や別の構図が浮かび上がり幻想的な作品です。

思いかけず素敵な作品と出会えて幸せな気分でした。
美術館を出てから,家内とおしゃべりしながら公園を散歩して帰途に着きました。東京の冬は空気が澄んでいて冬木立もきれいです。案外,芸術は冬の方が似合うのかもしれません。

明日は東近江市にバイオマスの調査。20日には福岡に直売サミットに参加するために出張します。12月ほどではないですが,忙しい日々が続いています。体には用心,用心。