鏡割り?鏡開き?

2008-01-11 11:34:35 | 社会
1月11日は正月に供えた鏡餅を割って 吸い物とかお汁粉に入れて
仕事始めの区切りにしたとのこと
鏡餅を木槌で割って 色々な器量の餅を美味しい美味しいと食べた子供の頃を思い出します

昔の仕事始めは1月20日だったとか 故事来歴に暗い私にはその辺の事は明らかではありません

昔は薮入りと言う行事があり 奉公(今は死語でしょうか)に出された丁稚小僧(これも死語)や女中奉公の子供達が ご主人にお暇を頂き 盆と正月の年二回実家に帰ることが出来た   それはそれは彼ら彼女らにとって嬉しい行事でありました
お正月とお盆月の16日頃が薮入りということで 奉公先に戻ってから 大店やお屋敷では区切りとして20日を仕事始めとしたのでしょうか

目出度い時(結婚式 優勝祝い 竣工式 当選祝いなど)
区切りをつける新たな出発式などの時に 菰被りの酒樽の上蓋を割り乾杯する光景をよく見ます
祝いの行事に 「割る」 と言う言葉は縁起上好ましくない 忌み言葉や語呂担ぎなら 「開く」 ということになるでしょうね

これは「言葉の二重性」つまり通達性と感化性二つの働きの
感化性を重んじたと言う事でしょう

大阪に単身赴任のとき ポケットマネーで小豆を買い 餅を買い 職住一致の私の部屋で 女子社員にこっそりお汁粉を作って貰いました 
3時のパートさんの休憩時間に 予告なしでそれを食堂に運び
80人ほどの彼女達に喜んでもらった楽しい思い出があります 小さなもてなしでも大きな効果 気持ちの問題です
パートさんたちは協力を惜しまずより励んでくれました 
今は過ぎ去った 少し若かった???頃の話です 

 間もなくお昼 キッチンでは女房殿お汁粉を準備中です

我が家の鏡餅


白梅                           紅白梅
 
満開                          一両日で開花 
 
ぼけ (私ではありません)               小鳥も その内
 

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