失意の慶応義塾

2011-09-24 20:00:00 | 高校野球

慶応敗れたり 失意を跳ね除け夏に向かって希望の前進をスタートしよう
試合終了のサイレンに 茫然と首項垂れる野球部員の姿が印象的だった (詳細は後段)
   

準々決勝戦2日目 2試合を観戦した
第1試合: 東海大相模  湘南学院の試合進行は 稀にみる早さであった
それは両校投手の好投によるものであったからだろう 5回終了に要したのは50分だった
相模の先発はエース 庄司投手である  安定感があり関心は湘南学院 八木投手がどこ迄
相模打線の重圧に耐えうるかの1点のみに集中した
      
4回に集中打を浴び失点したが よく頑張ってくれたと思う
   
4点先取で相模の応援スタンドは意気盛んであった
     
 
得点イニングは4回裏 相模が4得点した時のみ 11時前から中間のグランド整備開始だ
ネット裏に目を遣ると 昨日挨拶と会話を交わした  ブラックシャツさんが定位置に居られた
   
試合は11時30分に終了した 地力の差は如何ともしがたいものと感じさせられた
然し 4回以外は点を与えずベストを尽くして戦ったのは立派だと思う

第2試合: 武相  慶応義塾は接戦が予想され 球場はほゞ満員であった
両校は他球場で勝ち抜いてきたので 新チームを見るのは初めてである
   
1回表 3番打者 舟波投手の3塁打で慶応は幸先良いスタートであった
   
然し 武相は3回すぐさま3点を取り逆転…優位に立った    同点に追いついた
   
                                            逆転の2点目
   
                                         更に追加の3点目
   
5回にはどうしても欲しかった1点…即ちダメ押しの1点をもぎ取った
   
慶応は必死の攻撃で追いつけ 追い越せを狙い7回に1点を返しチャンスは続いたのだが
残塁で終わった
   
慶応のスタンドは渾身の応援を続けた・・・のだが
   
暗転の悔しさを喫する結末を迎えることになったしまったのである
   
9回も望みを繋ぎ あわよくばの場面を作ったがセンターの背後を襲った大飛球を好捕
され武相の軍門に降ったのであった
    
ヒット数と云い ノーエラーゲームと云い互角の好試合であった
ラッキーだったのは3回裏 先頭打者 (9番打者) 板野投手の打球である
慶応のライトは守備位置がやや浅い気がした  打球はハーフライナー気味にライトファール
線上にジャストON そのまま右に切れ内野スタンド沿いに転々・・・ライトフェンスに至った

このノーアウト3塁は舟波投手にとって重荷になったであろう  逆に武相にとっては大きな
勇気づけになったと思う 続く打者はトップバッターであり上位に繋がる
これ以上のチャンスはあるまいと思う  この試合の山場はこの回だったと思う

これで ”夢去りぬ” となってしまった 悔しさを拭う道はただ一つ ”夏の優勝” であろう
その助走をつける為には春季県大会の優勝か準優勝で勝ち癖を作ることであろうか
舟波くんは投手で三番打者の逸材のようだ  諏訪中(長野)出身だそうである  注目

10月8日の準決勝戦は 第1試合: 横浜  横浜商大  第2試合: 東海大相模  武相
と云うことになった  ここまで来ると4校が4校とも好調である 期待して良いと断言できる    
            

コメント
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