六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

恐怖の夜

2007年08月05日 | 日々のこと
 梅雨が明けて、関東地方も猛暑日が記録されるようになってきました。
 暑くなれば、定番はスイカと恐い話でしょう。

 ・・というわけで、昨夜経験した、とても恐い話。

 ウチの寝室の枕元にはタッチセンサー式のスタンドがある。「ボタンを押す」のでなく「ボタンに触る」と点けたり消したりできる蛍光灯だ。ただ、とぼけたところのあるスタンドで、点滅の時に必ず数秒間「ピ~~~・・」と警告音が鳴る。安物なので、頼んでもいない機能が付いているらしい。早朝などにちょっと点けたい時も、この音がうるさくて困ることがある。

 昨夜の深夜1時過ぎ。
 寝静まった我が家の寝室に突如この「ピ~~~」が鳴り響いた。
 熱帯夜の寝苦しさで眠りの浅かった私は目を開けた。光の中、寝つきの良いダーリンが安らかな顔で寝息をたてている。
 私もダーリンも触ってない。
 なのに、灯りが点いた。


 半分寝ぼけているので、事態がよく理解できない。
 ・・ま、安物だからな。半故障でボケて点いたんだろうかな、コンセントから抜いちゃえ・・と思い、手をスタンドに伸ばしかけて、光の届くところに居るその「存在」に気づいた。

 お・・お前か? センサーに触って灯りを点けたのはお前だったのか!
ぎょえぇぇ~! 

 あまりのことに呆然としていたら、蛍光灯の明るさに目を覚ましたダーリン。
 「・・何?」
 「あの・・居る・・大きいの・・」
 「何っ!?」 ガバッ!

 ・・こーゆー時、男の人がいると闘ってくれるから女は得ですぅ~ (男が居なければ勿論、自分で果敢に闘うんだが、それは内緒。言いっこナシ)

 30秒後には体長4cmはあろうかという巨大な敵は倒され、我が家には平和が訪れたのであった。メデタシメデタシ

 ・・え? どこが恐い話か、って?
 恐いじゃないですか~。ツノのないコレ→ が寝室の枕元をうろついていたのよ~!ヤツが誤ってセンサーに触れなければ、一晩中同じ部屋で・・うぉあ~考えただけで身の毛がよだつ~!

 夏、だぁね。