六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

それは有りでしょう

2008年03月19日 | 文化・社会
  先日のえぬえちけニュースで、この度のラサ暴動について中国政府とダライラマ14世が「非難の応酬を続けている」と報じていた。
 すっげー違和感。
 「非難の応酬」という表現は、同じ土俵の上で、どっちもどっちな立場の者どうしに対して使う表現ではないか?
 中国政府が、ありもしないダライラマ煽動説をでっち上げ、外国人の立ち入りを禁じたりネット接続を制限したりと情報統制を行い、住民どうしの密告を奨励しているのに対して、ダライラマは、現在進行中の文化破壊と殺戮という事実を訴え、国際社会に調査と真相の究明のための助力を求めている。

 どちらが、信用に足る態度なのか。
 これが同じ土俵ってか、えぬえちけ?

 ・・五輪のために4年間を積み上げてきたひとりひとりのアスリートたちの胸中を思うと、北京五輪ボイコットとは簡単に口にしにくい気持ちがしていましたが、フランス外相、良いアイディアを出してくれました。そうか、その手があったか。

 誰か、日本の政治家でも著名人でも良いから、口にして、現実路線に乗せましょうよ。
 北京五輪 開会式ボイコットに、座布団一枚!