マンションの大規模修繕工事完了・・・

  　
　昨年９月１日から始まったマンションの大規模修繕工事が、この１月28日ですべて完了した。この日、理事会・工事委員会の面々でマンション内を巡回、竣工確認を行った。そして、着工から完了までの工程を写真や図面、文書でまとめた竣工図書の引き渡しが行われた。
　竣工図書と一口にいうが、５冊のファイルに閉じられたその資料の厚さたるや、全部を横に並べると40センチ近くある。それを１人で作成した現場監督の苦労は並々ならぬものがあったろう。また、ち密な作業を工程通りに進めて行くのは大変だったろうと推察する。私も最初から全資料に目は通してきたが、専門的なことには理解不能、頭が痛くなりそうだった。住人が自由に閲覧できるように集会室のコーナーに置いてあるが、私はもう見る気にはなれない。
　約５ヶ月の間には、お天気次第の工事で計画通りに行かず、２週間程度の遅れが生じた。が、11・12月は職人さんたちが日曜祝日も休みなく頑張ってくれたおかげで、きれいな景観で新年を迎えることができてうれしかった。
　普段、理事長といってもそれほど仕事はないのだが、この大規模修繕工事中は毎月１回の会合、契約書や銀行関係書類へのサインと理事長印の押印。芸能人でもあるまいに「サインを…」と求められて、何十回サインや押印をしただろうか。大過なく工事が完了し、どうにか理事長の責務も果たせてほっとしている。 

　28日の竣工確認で初めて屋上へ上がった。７階建てだから屋上は８階になる。いつもは施錠されているそうだし、用事もないので４階以上へは上がったことがない。さすがに高い。もう二度と屋上へくることはないだろうから、記念に携帯でパチリ。海側はいつも撮っているが、道路側の景色を高いところから撮るのは初めて、見晴らしがいいネー。
　
　
 

　はや今日は５日。節分、立春と聞けば春の訪れを感じさせるが、現実は「早春賦」の歌のとおり、「春は名のみの風の寒さや」である。が、今年の節分と立春はほんとうに春が来たのかと思うくらい温かかった。
　青い空とキラキラ光る海、海面に漂うカモの群れ、行き交う漁船、飛び交うカモメ、小春日和は景色までが違って見える。太陽に背を向けるとポカポカ、ダウンジャケットが暑苦しく感じるほどだった。が、春はまだ遠い。
　「春よ来い　早く来い……」みいちゃんだけでなく、ババも待ってるよ。　

　夜明けが早くなった。お正月ころの日の出の時刻は７時30分ごろだったが、最近は７時前になった。何となく朝の景色も温かく感じるのだが…。
　
　太陽が顔を出す直前、後光がさしているよう…。