つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

老兵は死なず、単に消え去るのみ・・・

2024-07-10 | どうでもいいことですが

 1950年に勃発した朝鮮戦争がきっかけで退任を命じられたアメリカ陸軍元帥ダグラス・マッカーサーは、1951年4月19日、退任の演説を「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉で締めくくったとか。カッコよかったなあ。バイデン大統領もまた彼のようにカッコよく退けばいいのに…。
 このところのバイデン大統領、気力はありそうだけど体力が今一つ、おぼつかない足元、話し方にも衰えは隠しようがない。やはり一国のリーダーは力強くなくては…。かといってトランプ氏のような暴力的な強さは困る。 
 6月28日に開かれたバイデン大統領とトランプ前大統領によるテレビ討論会。今回は自分の発言時以外はマイクを切る措置が導入されたことで、4年前の討論会のような話の遮り合いやののしり合いはなく、静かすぎて拍子抜けした。
 トランプ氏は相変わらず大ボラを吹きまくった。「私が大統領になったら、ウクライナ戦争を24時間以内に終わらせる」と。もし本当にウクライナ戦争を終結させる名案を持っているのであれば教えてほしい。すぐにでも大統領に再選させてやろうではないか。
 だがプーチン大統領は「24時間では足りないよ」と言った。またゼレンスキー大統領は「ぜひウクライナに来て教えてほしい」と言ったが、トランプ氏はこの提案を拒絶したとか。当たり前だ、ホラなのだから行けるわけないよ。ホントあきれる!
 この討論会後、バイデン氏の支持率は急落、ここ約3年で「最大の落ち込み」を記録したとか。高齢不安を理由にバイデン氏に大統領選からの撤退圧力が高まったり、大口献金者がバイデン氏陣営への献金を継続すべきか再検討したりする可能性も出てきているという。しかも有力紙ニューヨーク・タイムズがバイデン氏の衰えを理由に選挙戦からの撤退を求めたのを機に、米欧メディアが相次いで撤退要求を打ち出したという。アメリカでは一新聞社がこのような発言をするなんて、日本ではあり得ない。だが他に適当な人がだれもいなくて困っているのは、日本の永田町と同じだネ。
 ところで先日、ノーベル経済学賞を受賞した16人の著名学者が共同で、トランプ氏が2024年の大統領選で再選した場合、「トランプ氏が2期目を務めることになれば世界における米国の経済的地位が低下し、国内経済が不安定化するだろう。トランプ氏が無責任な予算を組むことでインフレが再加速する懸念がある」と指摘したという。
 「米国がくしゃみをすると日本も風邪をひく」といわれるように、日本は米国と経済的な関係が強く、米国経済が不調になると日本経済もつられて不調になってしまう。アメリカ国民だってこれ以上インフレが加速したら困るだろう。アメリカ国民よ、どうか賢い選択をして、お願いだ! 

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『おじさん図鑑』究極の選択... | トップ | 株はしっかり勉強してから始... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オールドレディー)
2024-07-11 10:07:58
★うららさま
朝鮮戦争で中国が加勢したのが北朝鮮、アメリカが加勢したのが韓国で、南北に別れました。南と北の人たちの生活の差はひどいものです。北朝鮮や中国のような独裁国家はイヤ、あんな生活はしたくありません。
日本は負けてすべてを犠牲にしましたが、アメリカに負けてよかったのは自由を手にしたこと。自由という素晴らしさは何物にも代えられません。
戦後、小学低学年のころしばらく基地の町に住んでいました。進駐軍に身を売って生活する女性が多く、肌の白い子はまだしも黒人と日本人のハーフはいじめられてかわいそうでした。またMPのジープを見ると「プリーズ、チョコレート」と叫びながら後を追う日本の子どもたち。大人は小さくなって暮らしていました。敗戦国日本の一番悔しい醜い時期でした。来年で戦後80年、今のような平和な時代が来るとは感無量です。
…。
返信する
Unknown (うらら)
2024-07-11 09:32:46
意外だったのはあのリンカーンを生んだアメリカが人材不足だなんて自由主義国家の危うさが見えて来て👀
アジア人を軽くみる人種差別の坩堝のようなアメリカの
日本(沖縄)でのやりたい放題
日本はこのような国に 全てを 依存しているのが悲しい
戦争に負けるということはこういうことなんでしょうけど
日本が戦争に勝っていたら 中国のような 国になっていたかもですね
…いたらん考えですが(笑)
何時も話を脱線させて申し訳ありません
返信する
Unknown (オールドレディー)
2024-07-11 09:27:49
★shirousagi gamanohoさま
諸外国も「もしトラ」となると色々思惑があるようで、もろ手を挙げて歓迎する国は少ないようです。が、肝心の米国ではトランプ崇拝者の力は侮れないようで、「もしトラ」が現実になる可能性は大かと。
なぜ他国のことにこれほど関心を寄せるのか、我ながら不思議です。老いてもまだ正義感は若者並みか? 何事にも無関心で我関せずでいれば気が楽なのに、ホント困ったババですわ。まあこれもボケ防止になるかも…ネ。
返信する
欲ボケ大統領は御免です (sirousagi gamanoho)
2024-07-10 16:12:00
世界の警察と言われた「アメリカ合衆国」も若いエネルギーは失われ大統領候補は老人❣2人で争われるなんて。世界中高齢化社会の欠点、弱み、難点が揃って将来が混沌不安が募るばかりです。

トランプさんの「2期目はあり得ない」「No」を選択してください合衆国の皆さんと、他国の事と呑気に笑っておられない日本国民からの切なるお願いです。
返信する

コメントを投稿

どうでもいいことですが」カテゴリの最新記事