平成27年10月から12桁のマイナンバー(個人番号)が通知されるという。だが、その割にはあまり話題に上らないのは関心がないということか。まあ、貧乏人は関係ないが、お金持ちは困ることになりそうだね。
マイナンバー制度とはなんぞや? ネットから抜粋して簡単にまとめてみた。マイナンバーは、住民票を有する全ての人に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものである。これだけなら便利そうだが、色々と問題がありそうだ。
2018年からは預金者に対して任意で銀行への登録を呼びかけるそうだ。が、それも数年で強制申告制になる見通しだとか。マイナンバーと預金口座や証券口座、不動産の保有状況などが結び付くようになれば、国民一人一人がどれだけの収入を得て、どれだけの資産を持っているのか、国がいつでも見られるようになるという。ゆくゆくは、マイナンバーをもとに国が把握する範囲は、不動産や株式・債券といった有形無形の資産ほとんどに及ぶとみられるが、そうして税金の取りっぱぐれをなくし、年金や生活保護の不正受給にも目を光らせようというわけだ。
金持ちが一番困るのは、従来ならいちいち問題にならなかったようなカネのやりとりも、逐一監視されるようになる。とくにカネの『出どころ』がどこか、厳しく追求されるようになると、政治家のセンセイたちは大変だ。が、これで「政治とカネ」問題がなくなるのだったらいいだけどネ。 まあ、大金を持たない我々は情報流出だけが心配だが、大金を持っている人はもうタンス預金しかない。そうなると泥棒も心配だし、火事も心配だし、ストレスが溜まるだろうね。国のやることがすべて国民ためになるとは限らない。が、この制度が「ないところからは取らない」「あるところからはしっかり取る」、そういう弱者にやさしい制度であれば文句は言わないけどネ。
マイナンバー制度の説明を読んでも一度で理解するのは無理。私同様に説明を読むのがおっくうな人のためにネットにあった図解を拝借した。これだと分かりやすいだろう。
資産家には苦い話かも知れませんが、ずいぶん税金隠ししている個人もいるものね。
こちらは隠す資産もなく気楽ですし、諸手続も簡単になるかも。
運転免許を持たない人は保険証で確認しますが、戸籍謄本を請求すると、健康保険証だけではダメで高齢者受給証が必要といわれ、出直したことがあります。
これからそういった手続きが簡素化されるのはうれしいですね。
でも顔写真添付で、ブス顔に写ったらずっとそのまま、困ります(笑)
パスポートの写真が前科10犯くらいに見える写真で5年間ずっと辛かったです。