つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

色々な雲の形・・・

2023-06-23 | 天体、自然 写真

 夜来の雨に洗われて、紫陽花の花の色がより鮮やかに…。

 雲を見てきれいだなあと思うが、雲はどうやってできるのか、なんて考えたことはなかった。
 雲は空気中の水蒸気がまとまった小さい水のつぶの集まりである。いくら小さなつぶでも、空気よりは重たいので、通常は空に浮いていることはできない。しかし、上昇気流と呼ばれる空気の流れ(風が上に向かって吹く)がある場合は、小さな水のつぶが落下することなく空気中に浮かぶことができる。つまり、上に向かって吹く風により浮いていることになる。当然、水てきが大きくなれば、上昇気流では浮かんでいられなくなり、雨となって地上に降ってくる。そうそう、ずっと昔、学校で教わったのにすっかり忘れていたわ。
 俳人の正岡子規は雲の様子を「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く」と表現したという。
 春は太陽の光で大地が熱せられ、空気も暖められて上昇し、わたぐもができる。
 夏は、春以上に空気が暖まってわた雲がさらに発達し、入道雲や雷雲に代表されるような、もくもくとした巨大な雲が特徴的である。
 秋になると、うろこ雲やいわし雲、まだら雲などと呼ばれる雲がしばしば見られ、その姿は小石を敷き詰めたようだったり、風に吹かれた砂丘の表面にできる風紋のようにも見える。
 そして冬、特に日本海側で時雨や雪を降らせるような低い雲に覆われたとき、空はまさに鉛のような色になる。四季によって、現れる雲の種類は異なるということだ。これからはよく注意しながら見よう。
 
 これらの雲は今年2月20日~6月20日までの4カ月、冬から初夏にかけて現れた雲である。
 あさの散歩の途中、きれいな雲をみると足を止めて、しばし見とれる。







 自宅のベランダから。

 青空に長く尾を引く飛行機雲、小豆島フェリーがゆっくり入港中!

 お昼過ぎ、ふと外をみると青い空にふわふわの白い雲。しばらく見とれていた。













 

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2 コメント

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大空の雲よ❣ (sirousagi gamanoho)
2023-06-23 16:40:45
素敵ですね。
雄大な空とお遊びしているような「雲」の変化に富んだ写真。とくに飛行機雲とフェリーの見事なコントラスト
積乱雲とヒコウキ雲と位しか見分けのつかないirousagiですがなんでも、倉嶋厚さん監修の「風と雲のことば辞典」によると世界気象機関(WMO)によって10種の基本型に分類されて名付けられているとか。似たような名前が多くて紛らわしく
空を見上げて知ったかぶりをすれば、しっぺ返し間違い無しらしい。
私が得意?とする飛行機雲は人工的に形成されるので、今のところ「10種雲形」には含まれていません。トホホです。
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Unknown (オールドレディー)
2023-06-24 09:03:39
★shirousagi gamanohoさま
当地では夕方放送されるNHKローカル番組の天気予報で、時々雲を撮った読者の画像が紹介されますが、いろいろな雲の形があって驚かされます。初めて名前を聞く雲もあっていい勉強になります。
もう山に咲く花の時期が終わり、今は雲を見るのが楽しみです。自然のなせる技には感嘆することしきり、タダで楽しめてラッキーです!
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