つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

正しい水の飲み方・・・

2020-08-27 | どうでもいいことですが

 猛暑が続く今年の夏、コロナ感染予防の為に重要なマスクだが、その一方で熱中症のリスクが高まることが怖い。厚労省は、屋外で人と十分な距離を取れる場合はマスクを外したり、こまめな「水分補給をする」などの熱中症対策を呼びかけている。
 
 右図は、ある大手浄水器メーカーが行った「1日の平均水分補給量」のアンケート結果である。
 これを見ると、最も多い31.7%の人たちが「500mL〜1L未満」。続いて「1L〜1.5L未満(25.8%)」「1.5L〜2L未満(18.3%)」と、どんどん減っている。
 ちなみに、1日に必要な水分量は体重1kgあたり30mL〜40mL。たとえば女性(体重50kgを想定)で1.5L〜2L、男性(体重70kgを想定)で2.1L〜2.8Lとなり、夏場は目安として3Lの水を飲むのが好ましいという。
 
 熱中症対策に水分補給は欠かせない。が、必要以上に水を飲み過ぎると体内の塩分が薄まり、頭痛や吐き気、けいれんなどを起こしかねないという。
 水を連日にわたり大量に飲み過ぎると、体内で塩の成分であるナトリウムの濃度が低下する。正常値を超えて低くなると、水分が濃度の薄いところから濃い方に移る浸透圧の変化で、細胞の外から内に水分が移動して膨らみ様々な不快症状が起こる。これは「低ナトリウム血症」といい、症状は疲労感、手足のしびれ、頭痛、食欲不振、吐き気など。さらに進むと、けいれんや意識消失、最悪の場合は呼吸困難を起こし死に至るという。
 「正しい水の飲み方」とは、夏場の量の目安は1日3Lまでとし、以下のようなタイミングで飲むと良いそうだ。
①寝起きー 眠っている間に汗などで排出された水分を補うため、朝起きてすぐ水を飲む。
②のどの渇きを感じる前ーのどが渇く前に少量ずつこまめに水を飲む。
③食前ー水分補給時はなるべく胃の中が空っぽの状態がベスト。
④汗をかいた後ー汗をかいた後は気づかない間に水分が不足するので、いつもより多めに水分補給をする。
⑤入浴前後ー入浴する前に水分が出て行くのに備え、また入浴後は失われた水分を補給する。 ⑥運動前後ー運動して体を動かすと、汗で水分が出て行ってしまうので運動前後に水分補給する。
 また30分おきに75mLの水を「ちびちび飲み」するのがいい。冷たい水ばかり飲むと体温が下がり、だるくなるので、できる限り常温の水を飲むように、とある。
 私は1日に3Lだなんて、とても飲めない。ざっと計算してみても2Lにも満たないなあ。
 熱中症を防ぐ対策の一つとして塩分(ナトリウム)と糖を含んだ飲料で水分補給するのが効果的だという。が、私の水分補給は牛乳と麦茶、それに天然水と称する水だけである。これでいいのだろうか、と思いつつも、ずっとこれで過ごしてきたのだから、あえて変えなくてもいいだろう。
 コロナだろうが、熱中症だろうが、なったらなった時のことだ。「憎まれっ子 世にはびこる」というから、ババも……ネ! 

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2 コメント

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胃腸も夏バテ (sirousagi gamanoho)
2020-08-27 17:06:28
外気は連日の体温超え
外出するときは必ずマスク!
室内では1日中冷房!
追い打ち掛けるように、コロナ感染症のニュースで埋まり、前向き姿勢を願っても
これでは「息」をするだけで精一杯の高齢者
水分補給は十分理解しているけれど
1日2~3ℓはかえって負担ですね。
因みに
sirousagiは経口補水液を麦茶や「ただの水」の合間に50㏄3回以上口に、ついでに塩分チャージタブレット1粒も
これも若い方から教わって義務的に

命を守るとは本当に大変なことですね。
仰る通りなった時はなった時と思えども
こんなご時世ヤッパリ皆さんにご迷惑かけたくないですから
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Unknown (オールドレディー)
2020-08-27 18:33:20
★shirousagi gamanohoさま
さすがにこの暑さにはもうお手上げ、エアコンの冷気が苦痛だなんて言ってられません。でも夜がよく眠れるので何とか元気でいますが、なんとなくしんどいです。朝のウオーキングも家に戻るとヨロヨロ。体力の低下を実感しています。
いろいろ気をつけて、しっかりと水分補給できてますね。さすが
野となれ山となれ、と思っても人さま迷惑かけてはただのわがまま、反省してます。
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