結露が発生、大変だわ～！・・・

　１１月にガステーブルを新しく取り換えたとき、ガス店のお兄ちゃんがサービスでガスストーブをくれた。喜んだのはいいが、考えてみるとガスの使用量が増えるから会社としては損はないわけだ。さすが商売人！　
　ガスストーブはスイッチを入れるとすぐに暖かくなるし、石油ストーブのように灯油を継ぎ足す手間もないからとても重宝している。だが困ったことに、ガスストーブはガスを燃焼させているときに大量の水蒸気を発生させるそうで、結露が発生してそれの対策に頭を悩ましている。


　ホームセンターに行けば、結露防止シート、結露防止スプレーなど色々なグッズがあるらしいが、ケチなババはお金を使わずに結露対策をしたい。そこで、ネットであれこれ検索してみたら、新聞紙を使う方法があった。
　１. 窓ガラスに貼り付けて、結露水を吸収させる。
　２. 桟にはめ込み、滴り落ちる結露水を吸収させる。
　３. 拭き取り用に使う。
　そして、新聞紙で窓ガラスを拭くとピカピカになるという効果があるので、１と２もそのあとは、そのまま窓に残った結露の拭き取りに使うといいとある。

　通常、マンションは戸建て住宅より高い気密性を持っているので結露が発生しやすいそうである。また、コンクリートは約１０年間にわたってコンクリートの中の水分を外へ放出していくので、建築後１～３年の間はその放出が著しいともいわれるそうだが、我が家は築１０年だからそれは大丈夫だろう。入居してちょうど７ヶ月、冬場を過ごすのは初めてだ。窓がたくさんあるのでこれまで湿気の心配はなかったが、この結露には参った。
　エアコンだと結露はあまり発生しないそうだが、エアコンは足元がスースーする。除湿機を買うという方法もあるが、性能のいいのは２万円前後するらしいのでダメ。が、結露を放っておくとカビが発生して、ぜん息やアトピー患者にはよくないという。だから、最近は毎日、新聞紙をガラスに貼り付けたり、桟にはめ込んだりして気をつけている。加湿器を設置して乾燥対策をしている人もあれば除湿器で結露対策をしたり、乾燥も湿気もほどほどというわけにはゆかないようである。

　私はアレルギー性鼻炎があって、１０月初め頃から２、３ヶ月はティシュが話せない。例年ならもうそろそろ良くなるのに、結露が発生するほどの湿気が多いのがよくないのか鼻づまりがひどい。余りの不快さにスプレータイプの点鼻薬を使っていたら、困ったことになっている。
　もらった新米をガスで炊いて、炊き上がりのいい匂いを楽しみにしていたのに、ぜんぜん匂わない。あれっ？　バラが咲いているので嗅いで見たが、あの強烈なバラの甘い香りが匂わないのである。これは大変だ！　ネットで調べると、点鼻薬を使いすぎると嗅覚異常が起きて、最悪の場合は嗅覚を失うとある。そして、鼻炎が治ると嗅覚が戻ることがあるが、治らなければ耳鼻科での治療が必要だと記されている。まだ鼻炎が治らないので分からないが、嗅覚がなくなってしまったらどうしよう。いい匂いを嗅ぐことができないのも辛いが、一番こわいのはガス漏れや食品が腐りかけても気づかないことである。注意書きに、連続して使用しないでとは書いてあったが、嗅覚異常のことは書いてなかった。それを知っていたら注意するのに、今はもう点鼻薬を使うのがこわい。
　何を食べても匂いがしないというのがこれほどつまらないとは、やはり料理は味と匂いが一番なのに…。