つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

10月から変わる高齢者医療費制度・・・

2022-09-24 | どう思いますか

 今朝の朝焼け。すぐに薄くなって消えた。


 平成20年4月から老人保健制度が変わり、75歳以上の人と一定の障害があると認定された65歳以上の人は「後期高齢者医療制度」に加入し医療給付等を受けることになった。75歳以下の人には関係ない話だけど、誰にでも「やがて来る道」である。 
 これまで後期高齢者医療被保険者証の有効期限は8月1日~翌年の7月31日までと決まっていた。それが10月1日から75歳以上の医療費に「2割負担」の区分ができるため、被保険者証の有効期限は8月1日~9月30日までのたった2ヶ月間だった。
 9月末、新しい被保険者証が送られてきた。有効期限は令和4年10月1日~令和5年7月31日まで。そして、たった2か月間の被保険証は廃棄するようにとあった。なんてことを…。このご時世、無駄金を使わずに移行する方法はなかったのか。お役人って気楽でいいネ!

 一人暮らしでも年収200万円以上ある人は「2割」負担。それ以下の人は「1割」負担だ。私はこれまでどおり「1割」である。だが「1割」はいわば低所得者層の人、あまり自慢できることではない。が、私はプライドより実利優先、「1割」負担で良かったと思う。
 私には関係ないが、自己負担割合が「2割」となる人には「軽減措置」があるらしい。

 令和4年10月1日から令和7年9月30日までの3年間は、外来医療の自己負担増加額の上限を1ヶ月あたり最大3,000円までとし、上限額を超えて支払った金額は高額療養費として払い戻す。(※外来医療のみ適用)
 なお軽減措置を受けるには、払戻金を振り込む口座の登録が必要だ。登録していない人には市区町村などから申請書が郵送されるので、登録手続を忘れないこと。
 現役並みの所得がある人は「3割」負担、これは変わらないようだ。税金のように富裕層に重く、低所得者に軽くし、負担能力による公平なものにするということには大賛成だ。
 9月20日、政府は低所得者(住民税非課税世帯)に5万円給付することを決定。が、事務費用に510億円もかかると報じられ、SNSでは批判が渦巻いているとか。すべての国民の納得を得るのは不可能だろうが、できるだけ公平で、国民の理解を得られる方法を考えるのが政治家の仕事だろう。金を配ればいいというものでもない!

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2 コメント

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Unknown (sirousagi gamanoho)
2022-09-24 15:44:47
ばらまくお金も我々の税金
国民の理解を得る手段での、納得ズミでの
給付ならたとえ5万円でも、低所得者には
1時金の役目も大きいのでは???
ただ
今回の給付も確りした構想もなく、惰性?
不安定な政権立て直しの材料では
もう国民はうんざりです。
朝焼けの写真で気分一新
Unknown (オールドレディー)
2022-09-25 08:56:48
★shirousagi gamanohoさま
いつものことながら5万円給付は年金暮らしの高齢者をねらったもの。私の友人など5万くれると分かっても大してうれしがらない。困ったいないからだ。
本当に困っている人にだけ行き渡るような方法はないのか、それを考えようともしない政府の無能さに失望しっぱなしです。
物価高は総理だけの責任にはないけど、岸田さんの影はかすむばかり。統一教会がらみの閣僚はみんなクビにして、もう一度組閣し直してみたらどうですか?

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