
早川書房のゲイバーモノは数年に1冊出るか出ないかくらいのレアモノなので、期待して購入したマイク・クーパーの『ダウンサイド強奪作戦』
早川書房の紹介では、
プロの強盗のフィンは仲間とともに大規模な列車襲撃を決行した。万事順調だったが、なぜか急襲してきた警察に逮捕され一同刑務所へ……7年後、娑婆に出たフィンは、今どき現物を盗む強盗なんて時代遅れの恐竜だと引退を決意するが、全財産を隠していた銀行が倒産してそれもままならない。そんな彼に大仕事が待ちかけられる。獲物は保管倉庫に眠る希少金属ロジウムの山、総重量約1トン。鉄道基地のド真ん中にあり、ハイテクで厳重に警備された保管倉庫にいかにして侵入するか? しかしフィンに秘策あり。仲間を集め、準備を進める。決行は大晦日。だが、彼らが予想もしないところで完全想定外の事態が進行していた!
というもの。なかなか期待させるんだけど、全く主人公や主要メンバーに心奪われることなく、読み終えるのに2ヶ月近く掛ってしまった。
かなり進み具合がダラダラしてるし、敵役との駆け引きが一切無いしね。かなり残念だったな〜