これはなかなかどうして・・・屋台ラーメン龍珍（壺屋）

屋台ラーメンという名称らしいのですが、屋台ではありません。普通の沖縄らしい昔ながらのスナック小屋がラーメン屋さんになっているという感じです。
場所は、観光客がよく訪れるであろう壺屋と桜坂の境目にあるバラック小屋（今ではこんな言い方もしないのかな）です。
先日、ランチタイムにてくてく壺屋方面を歩いていると、ラーメンの幟が立ってるんですよね。
場所は、食堂インドという有名なカレー屋さんの側なんですが、こんなところにラーメン屋ってあったかな～って思いながら、誘われるがままに路地裏に入ったんです。
そこに、
　　広島風冷麺
という提灯を掲げたお店を発見。それが、龍珍さんだったわけですが、nobutaは広島出身なので
　　広島風冷麺
って聞いたことがない（苦笑）と思ったんですよ。
それって何かな～って思いながら店内にはいると、さっきも語ったとおり、バラック小屋なので、カウンターで８席くらいのスペースのこぢんまりしたお店なんですよね。
で、何気なくメニューを見ると

担々麺や冷やし担々麺など、広島では定番のメニューと共に、塩ラーメン５００円などのワンコインもあるわけです。
当然、広島風冷麺という６５０円の商品もあったわけですが、どうやら、飲み屋というのが基本線の様で、それら以外にも中華料理とお酒がラインナップされていましたね。
ま～ランチタイムなのでお酒を飲むわけにもいきませんので、一瞬どうしようかと迷ったのですが、はやり基本は
　　塩ラーメン
でレベルを確認してからだろうと・・・美味しければリピートして他を試せば良いだろうと・・・思ったわけです。
それで、ワンコインの塩ラーメンを注文したんですが、それが最初の写真。
見て分かりますかね。
５００円のくせしてけっこうな具材なんですよ。しかも悪くないんです。
で、食べ始めてみると、昔よく食べたチャルメラ（屋台のことです）のラーメンって感じで良い感じなんですよね。具材も結構良い味していますし・・・
で、塩出汁がかなりグッドなんです。
そう思いながら食べていると、店主が
　　味を変えるための自家製のラー油
という隠し味を出してくれました。
で、途中でちょっと入れたのですが、味が一辺・・・こっちの方が更に旨味が引き出された感じで美味しいんです。
なかなかやるじゃないかと思いながら、世間話をしてみると、広島風冷麺っていうのは、
　　呉の冷麺
なんだそうです。
そう言えば、呉って冷麺が有名ですよね。
でも、沖縄で呉の冷麺と言ってしまうと、中国のラーメンだと思われるそうです（笑）。ありがちだな～
それで、わざわざ、
　　広島風冷麺
という名前にしたそうです。
ま～、それは食べずにお店を後にしたので、次回のお楽しみにしておきますが、とにかく、塩ラーメンだけでも食べてみる価値ありです。
昔のラーメンってこうだったよな～っていうノスタルジーを感じられること間違いなしですからね。
ごちそうさまでした。

那覇市牧志3-8-31
090-7898-8279

屋台ラーメン 龍珍 （ラーメン / 牧志駅、安里駅、美栄橋駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.1