朝6時、バスに宿でピックアップしてもらう。
各所で乗客を拾いながら、7時半にカテドラルを出る。
バスの後部にはトイレが付いているので、安心していた。
2時間以上走って、中間の町に近付いたのでトイレ休憩するだろうと思っていたが止まらなかった。
仕方なしに後部に行ってみると、out of order 使用不可の札がでていた。
このまま次の乗降地のKaikouraまで止まらないようだ。
運転手にどこかで止まるように頼んだ。
数十分後に街道の小さなガソリンスタンドで止まってくれたが、満員の乗客の中で降りたのは私一人だった。
他の人は4時間近くも我慢できるのだろうか。
最初に止まったKaikourの海岸
遠くの山には前回は無かった雪が積もっていた
その時同席の人に通るため席を空けてもらったので、日本人と分かったらしく、後で話し掛けてきた。
まだ30前程の女性で、言葉の感じで、東海地方かと聴くと、静岡です、と答えた。
隣の町だった。
数年前、ワーキングホリデーで来る時、途中の東南アジアで4ヶ月過ごしている内に身体を壊して来ることが出来なかったので改めての旅だそうだ。
その前には南米へも一人旅で4ヶ月過ごしたと言っていた。
彼女はファイヤーダンスとかオーストラリアのアポリジニーの楽器が出来るそうで、このパフォーマンスをしながら少し旅の費用を稼ぐことが出来るそうだ。
旅の空の下には色々な人がいる。
バスはフェリーの出るPictonの港には12時半に着いて、フェリーは1時発の予定。
バスが遅れて、着いたのは1時、あわてたが、バスの運転手もチケットオフィスの人も、船への誘導係もぜんぜん急がない。
NZ時間と言って少しずれるのは当たり前とのこと。
今回利用したフェリー会社はInterislander
前回のBluebridgeより船が新しいのか少し豪華だ
Wellingtonに着いたのは5時近く。
前回は夜着いて港の直ぐ近くの宿に止まり、朝早く船に乗ったので町の様子は分からなかった。
今回は船着場から街の中心まで30分ぐらい走った。
AuklndやChristchurchの方が有名で大きいが、ここがNZの首都なのだ。
確かに大都市と言える都心だ。
道は狭く、一方通行が多く、曲がりくねって走り難い町だ。
港近く、City Hall前の広場