安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

文部科学省 学校再開の指針通知

2020年03月24日 | 教育
令和2年3月24日

文部科学省 学校再開の指針通知

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために始まった小中高校などの臨時休校をめぐり、文部科学省は24日、4月からの学校再開に関する指針を都道府県教育委員会などに通知した。
教室での換気励行やマスク着用の指導などを盛り込み、留意点をまとめた10項目のチェックリストも作成した。



 指針では学校再開に当たり
①換気の悪い密閉空間
②多くの人が密集
③近距離での会話や発声
の3条件が重なる場を徹底的に避けることが重要と指摘。教室の小まめな換気などにより、保健管理や環境衛生を良好に保つよう求めた。

 毎朝の検温と風邪症状の確認、手洗いやせきエチケットの徹底、ドアノブなど多くの児童生徒が触れる箇所の消毒も要請した。
 感染者や濃厚接触者らへの偏見や差別につながる行為の禁止や、今回の臨時休校に伴う学習面の遅れを取り戻すため、2020年度の教育課程内での補充授業なども盛り込んだ。
 同省は、4月以降に臨時休校する場合の指針も策定。児童生徒や教職員の感染が判明した場合、地域における感染拡大の状況などを踏まえた上で、感染者や濃厚接触者を出席停止とするか、休校や学級閉鎖とするかを判断することとした。 
 萩生田光一文科相は24日の閣議後の記者会見で、学校再開に向けて「状況が改善しているわけではない。引き続き警戒を緩めることなく準備してほしい」と強調。
仮に爆発的な感染拡大(オーバーシュート)が起きた場合、「改めて休校の要請をすることも選択肢に入れておかなくてはいけない」との考えを示した。


◇学校再開に向けたチェックリスト
 学校再開に関する指針の留意点をまとめたチェックリストは以下の通り。
 一、児童生徒や教職員の毎朝の検温、風邪症状の有無の確認を行う準備ができているか
 一、手洗いやせきエチケットを指導したか
 一、学校医らと連携した保健管理体制を整え、清掃などにより環境衛生を良好に保っているか
 一、抵抗力を高めることが重要だと指導したか
 一、換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声が同時に重なる場を避けるため、換気の徹底やマスクの使用を教職員の間で確認したか
 一、一斉の臨時休校に伴う学習の遅れへの対応策を検討したか
 一、入学式や始業式の実施方法を工夫したか
 一、部活動の実施内容や方法を工夫した上で感染防止の対応をしたか
 一、学校給食の実施へ感染防止の工夫をしたか
 一、放課後児童クラブ(学童保育)などのために教室活用を検討したか

津山市では、3月25日 16:30から臨時の小中学校校長会を開催し、学校再開について協議する。
 通知文章を事前に配布されたかどうかは不明
 通知文章は、22ページとなっています。


2種類の通知文章が送付されてます。(個人的にスクラップに保存)
 ○2020年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等について(通知)=文科省(PDF:1,135.1k)
 ○2020年度における専門学校等の授業の開始等について(通知)=文科省(PDF:1,588.5k)

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