安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

ビーコンを活用した取り組み

2016年10月16日 | 情報
平成28年10月16日 研究課題

ICT地域マネージャーとしてお迎えしている「遠藤守教授」の須坂市での取り組みに関心を持ちました。

須坂市や遠藤守名古屋大学大学院准教授(明徳町出身)は、情報通信技術を生かしたまちづくりの一環として、ビーコン(電波信号発信装置)を活用した地域活性化に取り組む。
スマートフォン(スマホ)などの端末が、ビーコンの信号を受信すると情報が得られたりする仕組みを用いて、近く、市動物園で動物の説明などができるようにする。
28~30日にはオリエンテーリング形式のイベントも行う。
今後、市内全域にビーコンを設置する予定で、民間企業などの協力も得てさまざまに活用したい考え。
ビーコンは、半径数十メートルの範囲に、ID情報の信号を発信する小型装置。スマホなどの端末で受信するとその場所に来たことを証明することができる。また、信号に対応するアプリケーションソフト(アプリ)を端末に取り込んでおけば、情報が得られたりする。
市動物園には獣舎脇など13カ所に設置する。現在、市職員と遠藤准教授らが、動物の生態などを説明するアプリを制作している。28~30日のイベントはビーコンの置いてある獣舎を巡ると、端末に動物に関するクイズが出題され、それに答えてゴールすると景品がもらえるようにする。
市役所にも設置を進めており、各課の業務案内などができるようにする。民間企業と協力して、スタンプラリーやウオーキングなどのイベント、健康づくりに生かすことも計画している。
ビーコンは本年度、約120台を設置予定。
アプリは、誰でも制約なく使えるオープンデータを用いることで、比較的簡単に制作できることから、ビーコンの活用やアプリの開発は企業や市民に自由に行ってもらう。
活用例としては、観光案内や、高齢者の徘徊防止・発見、商店でのクーポン券発行などもあるという。

 遠藤准教授は「民間の方々に生活に役立つアプリなどを考えてもらいたい。企業のビジネスにもつながれば」と話している。

ビーコン(電波信号発信装置)

キーワード「ビーコン=Beacon

 
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