安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

国交省-芝生の維持管理で指針作成へ

2019年08月13日 | まちづくり
令和元年8月13日 iJUMP

国交省-芝生の維持管理で指針作成へ
街中の魅力向上で

国土交通省は、街中に芝生を整備する場合の維持管理に関する指針(ガイドライン)を作成する方針だ。
芝生で街中の魅力が高まり、人を呼び込む効果が期待されることから、自治体や民間事業者といった管理者が参考にできる指針を作り、維持管理を適切に行えるようにする。
専門家を交えた懇談会で具体的な内容を議論し、年内にも一定の方向性を取りまとめる。


 視察先での芝生広場(道の駅の敷地面積の倍近くが芝生広場となっていました)

 国交省は、人口減少が進む中での都市の在り方として、コンパクトなまちづくりと併せて街中の魅力的な空間づくりを推進する方針。
具体例として、駅前への広場設置や道路を占用したオープンカフェ、芝生整備による公園の再生などを挙げている。
同省は芝生整備に関し、公園や街路をはじめ、民間ビルの敷地内にある公開空地なども活用できる可能性があるとみている。

 ただ街中の場合、利用者が頻繁に出入りすることから芝生が傷みやすく、管理が難しい。
ノウハウが不足する管理者では、芝生の維持が困難になるケースも考えられる。
このため国交省は、学識経験者や自治体の公園部局の担当者らから成る懇談会を設置し、指針策定に乗り出すことにした。

 具体的には、街中の空間で芝生を整備することによる集客効果などについて整理する。
維持管理に当たっての技術的な留意点なども検討。
芝生の養生を行う場合も、全面的に閉鎖するのではなく、一部は利用者に開放するといった利用と管理の両立策も論点となる見通しだ。
先行事例の管理者らからヒアリングを行い、指針に反映させる。

 芝生の活用をめぐっては、市区町村の認定を受けて空き地などを緑地として設置・管理する場合に固定資産税の減免を受けられる「市民緑地認定制度」なども設けられており、国交省はこうした制度の積極的な活用も促していく考えだ。


つやまデザインミーティング(R1.7.31)で、市街地の芝生広場の設置についての事例発表がありました。
津山市街地で、この取り組みが進むものと予想します。

ポイント:市民緑地認定制度







この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花火大会の後片付け | トップ | 第32回県北高校OB野球祭... »
最新の画像もっと見る

まちづくり」カテゴリの最新記事