安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

離れぬ梅雨前線 今週1000mmの降水の恐れ

2019年07月01日 | 気象情報
令和元年7月2日

離れぬ梅雨前線 今週1000mmの降水の恐れ
テレ朝NEWS 7月1日21:36配信

気象庁のホームページ
 http://www.jma.go.jp/jma/index.html


梅雨前線の活動が活発化し、九州では先週末から1日にかけて災害級の大雨となっています。
気象庁は線状降水帯が発生しているとみていて、土砂災害の警戒を呼び掛けています。
気象予報士・今村涼子さんの解説です。

 今回も一部で記録的になっていて、特に九州は多い所で600ミリを超えていて、また、鹿児島県内でも7月の1位を記録している所があります。
この3日間で降った大量の雨が今、どんどん土の中に染み込んでいて、地盤が緩んできている状況です。



なので土砂災害の危険度も高まってきていて、警戒の赤いところが広い範囲で見られ、極めて危険の紫色が鹿児島市内や薩摩川内市などに見られます。

この濃い紫色のところはすでに土砂災害が発生してもおかしくない状況のところで、実際に発生しているところもあるわけなんです。
このうえに、この後まだ大雨が予想されます。





その予想を見ていくと、この後に今夜以降も活発な雨雲が九州を通る状況が続きます。
特徴として黄色やオレンジのところが細長く伸びて、また線状降水帯になる可能性があるわけです。
まさに、鹿児島や宮崎、熊本県内ですね。こういう状況になると、組織化した積乱雲が同じようなところに掛かり続けるのでまた数時間、激しい雨が続く恐れがあります。
そういう危険な降り方を2日お昼前後までする恐れがあり、この線状降水帯ができやすい状態が続きそうです。湿った空気がどんどん入り続けるのでそういう不安定な状況というのが続きます。



 予想雨量として2日までに150ミリが予想されていますが、さらにこれは2日だけの話ではなくて今週、3日以降もしばらく大雨が続きやすい状況です。
梅雨前線が九州に掛かりやすい状況、停滞する状況が続くためなので九州では今週1週間で1000ミリを超えるような大雨の恐れが出てきています。
そうなると災害も規模が大きくなってくるわけですが、そこで一番大事なのが身の回りの状況を確認するということなんです。
 そこで役立てて頂きたいのが気象庁のホームページです。
だいぶ見やすくなってきました。気象庁のトップページで大事なのが危険度分布と書いてあるバナーです。
バナーを押すと危険度分布の画面に飛びます。
このうち、上に書いてる土砂災害、洪水、浸水と項目別の危険度が示されますが、土砂災害を押してみると下の地図に色分けされます。
どんどん拡大していくと市町村名が出るところまで拡大していくので細かい情報が出ます。
これまでは5キロメートル四方の表示だったのが先週から1キロメートル四方になり、だいぶ地域が絞られるようになってきました。

 今後、2時間先までの予想雨量をもとにして10分ごと、かなり高頻度で更新されるので自分の危険な場所が分かるわけです。
気象庁のホームページはスマートフォンでも見ることができます。トップ画面に危険度分布というのが出てくるので、すぐひと目で分かるようになります。
これから今回、大雨でない地域もこれからの雨の季節に役に立つ情報なので、ぜひ覚えておいて頂きたいと思います。
気象庁のホームページっていわゆる土砂災害だけではなくて、川の増水であるとか、そういった細部にわたって出ているので、自分の住んでいる地域が今、近くを流れる川とかどういう状況か分かると思います。



川の状態は洪水を押せば出てくるのでぜひチェックしてみて下さい。引き続き警戒をお願い致します。
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