安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

津山城跡石垣 装い新たに美しく

2023年03月14日 | 文化・芸術

令和5年3月14日

津山城跡石垣 装い新たに美しく 修復工事完了、市民らにお披露目

津山市が国史跡・津山城跡(鶴山公園、同市山下)二の丸東側で進めていた石垣修復工事が完了し11日、現地見学会が開かれた。

過去最大規模の工事により最大で高さ約8メートル、幅約40メートルにわたって積み直された石垣が市民らにお披露目された。

 工事は、石垣の一部が外側に膨らみ、崩落の恐れがあったことから市が2019年12月に着手。

約950個の石に一つずつ番号を付けて大きさや材質、破損状況などを記録して解体した後、

ひびが入ったり割れたりして使えない石は取り換え、21年7月から積み直していた。工事費は約1億7100万円。

 

   



見学会には市内の愛好家ら66人が参加。市文化課職員が工事内容のほか、

積み重ねられた石から石切り場の目印と考えられる円やひし形の刻印が確認されたことや、

工事に伴う発掘調査で江戸期の津山城絵図に描かれていた通りの土塀の基礎とみられる石積みが見つかったことを説明した。

参加者は早速、装いを新たにした石垣を写真に収めていた。

 同市の男性(74)は「修復されて隙間なく積み上げられた石垣はやはり美しかった」と話していた。

 石垣修復は整備方針をまとめた「史跡津山城跡保存整備計画(第2期)」(16~25年度)に基づく事業の一環。

 

 令和4年7月3日

  史跡津山城跡石垣修理現地説明会 - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)

令和2年8月1日

  岡山県津山市 津山城の石垣修復現場で構造見学会実施 - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)

 

本会議質問

 平成28年 6月定例会  06月14日

 津山城の場合は、お城の周辺に一般の民家や公共施設、民間会社が隣接している、極めて珍しい城跡だと私は思っております。

人に被害が発生した場合は、テレビや新聞報道により全国に発信されることになります。

石積みの石1個が崩落して民家に飛び込んだ場合でも、これは大きな話題になると考えます。

今回の熊本地震による石垣崩落がクローズアップされました。

そして、東日本大震災でも、仙台市、福島県白河市のお城で石積みが崩れ、現在修復中ということです。

こういった現地資料を取り寄せ、研究する用意があるか、確認をさせてください。

 

生涯学習部長(松尾全人君) 

史跡津山城跡の最大の特徴は、壮大な石垣にあります。

このため、熊本地震や東日本大震災のように大規模災害が起きて石垣が崩れることがあれば、その被害ははかり知れないものがございます。

津山地域の最大震度は、向こう30年間の発生確率が0.1%と低い数字ではありますが、震度6強が想定されております。

そのため、参考になる資料があれば、取り寄せて研究してまいりたいというふうに考えております。

 

津山朝日(2023.3.15)

   

 

 

 

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