夏の日差しが くっきりとした木の影を
きれいに刈り込まれた芝生の上に 落としている
彼女は 二階の窓に寄りかかり それをぼんやりと眺めていた
私に気づくと 「 家の中を案内しましょう 」と 微笑んだ
父は 英国生まれで 貿易商なの
だから いろいろ 珍しいものが 家にはあるわ
この家は スパニッシュ・スタイルで 造られているのよ
一階の ホールには 大きな暖炉
今は 素敵な フラワー・アートで 飾り付けられているわ
続く サンルーム(下)は
お洒落で 開放的でしょ?
此処は ダイニングルーム (下)
二階は 家族其々の 部屋なの
こちらは 母の部屋(下)
** 鏡像です **
こちらは 家族の居間(下)
弟の部屋も・・・(下)
ここが バスルームよ
「何て 素晴らしい!」 ですって?
そう・・・
でも 今の私には ちっとも魅力はないわ
何もなくてもいい ワクワクするような 新しい世界に憧れるの
近づいてくる 郵便屋さんの姿が チラリと目に入った
彼女の目が 輝く
軽やかに 階段を駆け下りて
彼女は 玄関を 飛び出して行った
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山手西洋館 花と器のハーモニー
ベーリック・ホールにて
お話は 創作です
*****
kayokoさんも行かれたのですね。
べーリック・ホール素敵でした。
ここ3年このイベントを撮っているのですが、毎年楽しみです。
写真よりも目で楽しもうと思うのですが、やはりカメラを向けている自分がいる
思わずコメントしてしまいました。
私も毎年楽しみに行っていますが、今年のベーリックホールは感動しました。
完成度が高くて最高にお洒落な空間でしたね。
凄く楽しめましたよ~。
余韻に浸っていたら MONAさんの素敵な写真を見て幸せな気持ちになってしまいました。
このテーブルコーディネーターの先生にも最終日にお会い出来たのですが、とても美しくぶっ倒れそうになりました(笑)
又来年も楽しみですね
風邪気味~
なのに、想像するのが楽しくて~
想像力に乾杯!完敗!
生き生きとした心が伝わってきます。
ありがとう。
歴史的な建物を訪ね、写真に撮る方もいます。
それも面白そう!
お屋敷の窓辺で読書しているナベショーさんを塀の隙間から覗き見している...モンタくん
ストーカー猫?
お逢いしたのは、ぱふぱふさんのお母さまだったの?
キラキラ輝いている少女だった~
それなら、私も十分若いかも~(ドサクサに紛れ)
>夢の世界
ですね!
ただ使用人がいないというだけで
ドッグヤード完備
飾り付けで、さらに魅力的に
スカートの裾を軽やかに翻してバレリーナのように飛び出した彼女が受け取ったのは、あなたからのすみれ色の封筒?
そちらはこういう場所が多いんですね!!
いや、正確に言うと、質流れの時計や宝石を仕入れて小さな店で売っていた、、、
戦争さえなければ、成功して、こんなお屋敷に、、、僕は生まれ育ってたかもしれないな~
横浜山手西洋館、、、昨年の今頃、歩いて以来、、、
今年もぼつぼつ、、、
いまは父の仕事の関係で日本に住んでますが
日本は暑くて・・
お屋敷にいたころのような風がないわ
風に揺れるカーテンだってないわ~
ブラインドを上げたり下げたり・・
わたくしは昔のお屋敷がいいわ・・
郵便屋さんの自転車の音もしないし・・
あれ・・MONAさん・・どうして
私の母の時代のこと知ってるの(爆)
思わず、物語の世界に入り込んでしまいました。
深窓育ちのお嬢さん、外の世界に憧れているようですね。
その世界は荒波だけど、そう、心躍る出来事には事欠きませんよ。
展示(とくに食器や活け花)のためのセッティングはディスプレイですものね~。
実用的にセッティングされたものとは違う、夢の世界です。
でも~きっとお掃除おばさんか、庭師になっているわ~。
中のシーンのようですね。
伯爵が住んでるような---。
ダイニングのきれいに左右対称になってるのが
いかにもって感じですね。