MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

トリックハウス? - 京都 -

2015-04-28 22:03:48 | 旅行


慶応2年(1866年)幕末の志士 坂本龍馬が 伏見奉行の捕り方に襲われた船宿 

「 寺田屋 」です 

向かって右側の隣の空き地に 史跡といったような幾つかの石碑があります 

まず 木の立札をザッと読んで「 なるほど ここが寺田屋跡ね!」 

「 寺田屋は鳥羽・伏見の戦いで焼失した 」 「 フムフム・・・ 」 

なんて 納得しながら 

この寺田屋の建物に 入って行きました 

この矛盾 

入場料 400円/人 なり  

ひとつひとつの部屋に 幕末 維新の名だたる人たちの写真や書が ズラリ~ 

龍馬の描いたという絵と書も床の間に飾ってある 

その辺りで 何か違和感・・ 

「 龍馬がこんな立派な字を書くはずがない! 」 

夫と顔を見合わせる 「 自由人だからね  字は体を表す 」  

刀傷や銃痕のある柱 

ここで「 鳥羽・伏見の戦いで焼失 」の一文を思い出す 

「 それなのに なんで柱に傷があるの? 」 

お竜さんが入ったという風呂場 

入浴中 捕り方の気配に気づき 龍馬に知らせるために駆け上がったという階段がある 

「 嘘くさい!」 

玄関近くの壁に新聞の切り抜きが貼られていた  

「 寺田屋は 鳥羽・伏見の戦いで焼失し 現在の寺田屋は当時のものではないと実証されました 」 

ポカ~ン   

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅モード → 標準モード  | トップ | さすが京都! 歴史ロマンに... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
っこんばんは^^ (kao)
2015-04-28 22:59:49
寺田屋私もいったことがあります、
お龍さんがはいったおふろもみました、。」
私はへええーーとみていただけですが、
そうですか、嘘でしたか~。
凄いです・・、
おもしろい記字を拝見できおもしろかったです。
返信する
Unknown (ば~ば)
2015-04-29 06:58:57
フフッ、あるある不思議な史実。
まぁ、有ったことを無かったことにしたり歴史を歪曲・隠蔽するのは安倍首相のお得意分野だけど~。

古刹や古城は殆ど修復されたり改築されたり…でも柱の刀傷や壁の銃痕、天井のシミまで元通り(?)に再現しちゃうからミステリーが生まれる。

トリックと言えば、会津の“サザエ堂”はまんまトリック…上り下りで騙され頭が混乱します。
返信する
おはようございます (鎌ちゃん)
2015-04-29 07:02:10
私も、寺田屋には何度か行ったことがありますが、疑いもせず見ていました。
言われてみたら、確かにそうですよね。
考えたら、そういう歴史遺産は、ほかにもあるのかも。
ロマンとして納得しましょうよ。
返信する
kaoさん (MONA)
2015-04-29 21:27:07
この寺田屋の経営者がディープな龍馬ファンなのかも・・・?

返信する
ばーば様 (MONA)
2015-04-29 21:28:37
>会津の“サザエ堂” 

こちらは本当の意味のトリックハウスなのですね?
返信する
鎌ちゃん (MONA)
2015-04-29 21:30:41
100年経てば覚えている人は誰もいません。
こんな風に歴史は上書きされていくのでしょう。
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事