夕方 遊びに来ていたマメ子(孫1)を送って行こうとした時
一歩先に 外に出たマメ子が びっくりしたような声で言いました
「 ばーば 空が青い 」
見上げると 夕映えの空が 深い青へと落ちていく前の
空全体が不思議な明るさの青に染まる瞬間でした
「 きれいね~ 」
ただ ただ ため息をつき 見惚れます
歩き始めると 次第に 夕闇が下り
「 ちょっと 怖い・・・ 」と マメ子
「 『たそがれ時』って 知ってるでしょ? 」
今の子供は「鬼滅の刃」とかで 古い言葉もよく知っています
「 日が暮れる時 向こうから何か来るけれど
それが 人だか妖怪だか分からない 何か妖しいもの
日が落ちる時は そんな魔の時だったのよね 」
折から 向かい側から現れた人の影
すれ違っても 顔かたちは分かりません
「 昔は 電気も無くて 提灯を手に暗闇を行くって
どんなに心細かったでしょうね 」
そんな事を話しながら マメ子の家に着きました
*** 画像は 以前撮ったものです ***
そして逢魔が時の不思議な時間。
夕暮れは刻一刻も色合いを変えていくけども、マメコちゃんの心に残る素敵な会話をしましたね。
ついつい下ばかり見ている私たち・・
もっと顔を上に上げよう