MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

2014-02-25 21:54:11 | 小さなおはなし


母の納骨を済ませました 

その日に出逢った 不思議な縁をお話をしましょうね  


法要の前に お墓を掃除しようとしていて ふと振り向くと 男の人が立っていました 

私の知っている人 近しい人なのに 誰だか思い出せない  

「 〇〇君?(甥の名前) 」 

「 いいえ 僕は・・・ 」 

彼は 滅多に顔を合わせることはない遠い親類でした  (20年ほど前に一度逢ったかも・・) 

でも 血が繋がっていると どことなく 私の知っている誰彼の面影があるんですよね~ 

実家のこの菩提寺は 彼の通勤途中なので 時々お墓参りと掃除をしているのだそうです  

直系でいえば 彼の曽祖父は 確かに このお墓に眠っていますが  

お墓は もう 分かれてしまっているのに・・・  

「 ところで 今日は何かあるのですか? 」 

「 ええ 私の母の四十九日の法要が・・ 」 

彼の仕事は 夕方から打ち合わせがあるだけだそうで 急遽 法事に参加することになりました 

お墓の掃除テキパキと・・ その上 山の上の方にある古い先祖の墓石群も掃除するのだそうです 

今どき こんな人がいるでしょうか? ( 私は「生きもの係り」で 不信心ものです ) 

仕事がIT系だけど 理系と文系 両方を兼ね備えているという感じ 

話をしていると いろいろな世界がどんどん広がっていくような人です 

信心に欠ける私ですが この時ばかりは 神も仏も信じる気持ちになりました 

「 今までよくやってくれたね もう自分の事をしなさい 」 

ご先祖さまから こういわれているような気がして・・・ 

次の世代が こんなに立派に育っているのですもの 

もう 実家のこと 心配しなくても大丈夫ですね   


彼は 自分の著書も出していて 

こんな本です (下) 

コメント (8)
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