おさるはおさる
いとうひろし 作・絵
いとうひろしさんの おさるさんシリーズの一冊です。
おさる君は 南の島でのんびりと暮らしています。
ともだちのおさる仲間もみんな同じ
日々の暮らしも 外見も・・・
おさる君自身 どれが自分なのか わからなくなるぐらいでした。
ところがある日、カニがおさる君の耳をはさみ離さなくなりました。
耳にカニをさげているおさるは「おさる君」だけです。
突然、みんなと違う、おさるになってしまった「おさる君」は
心細くなってしまいます・・・
いつも ”私は私”と思っているけど
時々、みんなと違うかな と感じるさみしさが
ごく普通の生活の中に するりと忍び込んでくる。
なにげない日常に ひそむものをみつめる時間
私は私であることに どれだけの意味があるのかと考える。
「おさる君」自身は変わらないのに
カニがぶらさがっただけで 動揺する気持ちが分かるなあ~
オンリーワンのしんどさ
個性って、なんだろ、いい年をしてなにを言っているんだか。(笑)
いい年して・・・なんて言わないで!
この記事に動揺させられた私もその一人だから。
“他と一体化”に嫌悪感を感じてるのに
“同じ”にホッとしたりして。
また、その逆も。
only oneでいることって、
い続けることの出来る人って強い人なのかな~
でも娘には、
そのままの貴女“only one”でいいんだよ~って
言ってあげたい。
毎日会社に行って、飲みに行って、
流行の服買って、CD聞いて、彼女作って
なんて俗っぽいやつ ってちょっとがっかりしたり
そんな息子でよかったのに。
自分の世界にひきこもり1年、やっと外の世界に1年
そのままの貴方でいいんだよって言ってあげるのが
良いって解っていても、二人きりの生活は辛かったな。
普通でいい、普通がいいって切に思ったよ。
noaさん、やっぱロフトでしたか。とりあえず
ナイフで穴あけて、焼きましたよ林檎。
only one
それは孤独なんだよ。
もしかしたら
普通であることは
とても幸せなことかも知れない。
普通に出来る暮らし
それが出来なくては・・・
子育てが一段落して
やっと判ってきた。
普通でいいんだ。
みんなと同じように
ご飯食べたり、笑ったり、
サプライズが無くても・・・
でも、もしみんなと違ってしまったら?
やっぱり
そのあなたを抱きしめたい。
二人きりの生活は辛かったでしょう。
いまはもう「良かったね。」と言っていいのかな
普通がいい
普通がいい
これ、よく判ります。
私も
普通であることを何度も何度も願いました。
病気になった時
人と別れた時
子どもが問題を抱えた時
あたりまえの生活を出来る事がどんなに幸せか
知りました。
あたりまえ・普通の生活が維持出来なくなった時の
オンリーワンは辛かった。
でもねえ~
そこから初めて見えるものもあるんだよね~
焼きりんご
いい感じではありませんでしたか?
なにか、お菓子がつくれる錯覚をしたよ。
アリーさん
ありがとう 見知らぬ貴女が好きになったよ。