でんでんむしのかなしみ 新美南吉:作 かみやしん:絵 大日本図書
新美南吉の作品が4作収録されています。
ある日、でんでんむしは自分の背中の殻のなかにたくさんの悲しみが
つまっていることに気づきます。
でんでんむしは友達のところを訪ねて自分がいかに不幸で可哀想な
存在かを嘆くのですが友達はこう言いました。
「あなたばかりではありません。わたしの背中にもかなしみが
いっぱいです。」
・・・
でんでんむしのかなしみ
悲しみを背負っているからこそ
友達とあたたかな心の交感が生まれるのだと
最近、わたしは考えるようになりました。
悲しみは誰でも持っていることに気づき、でんでんむしが
嘆くのをやめたように、私も!
逃避するのではなく、現実に立ち向かう?
あ~ぁ ため息。。ではなくて(笑) 深呼吸 ひとつ
いちごが店先に売られる時期になりました。
街のケーキ屋さんにもいちごを使ったお菓子が
たくさんありました。