ウエズレーの国

 　　

       ウエズレーの国　　ポール・フライシュマン/ 作　ケビン・ホークス/ 作
　　　　　　　　　　　　　　   千葉茂樹/ 訳　　　　　　　　　　　　 あすなろ書房


　　　夏休みの自由研究は、「自分だけの文明」をつくりだすという
       壮大な物語

       ウエズレーが住んでいる町はみんな同じ
       男の子の髪型も 家の形も 家庭菜園で育てる野菜も
       ・・・
       でも、ウエズレーは違っていた。
       自分の考えや嗜好のある子どもだった。

       学校では草や木のたねは 風にのって遠くまで運ばれる
       文明がさかえるためには、いい作物が必要・・・と習った。
       そこで、彼のしたことは・・・


       

       

        どうぶつは笑わない
        しゃべることも  もちろんしない。
        うちのワンコも しゃべれそうで・・・
        でも、しゃべれない。
        あらゆる手段でコミュニケーションをしてくる。
        起きてほしい
        散歩へ行こう
        ごはんが食べたい。
        かなりアクティブに要求する。
        しっぽや手足がよく動く
        その様子をみていると
        つい、こちらが話しかけてしまう。
        気がつけば
        人生相談までしている私
        ・・・・
        そりゃぁ、誰だって寂しいものだよワン