「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

毎日かあさん

2011-02-12 20:54:14 | 映画


  

  映画・ 『 毎日かあさん 』

  わんぱくな6歳の息子と4歳にして女の武器を使う娘の母にして
    漫画家のサイバラ
    予想もつかない行動に出る子供たちに振り回されながらも
    悲しいことや辛いことは笑い飛ばす、たくましい毎日を送っていた。
    一方、元戦場カメラマンの夫・カモシダは、アルコール依存症と
    格闘中で、同じ失敗ばかり繰り返す。
    やがてふたりは離婚することに・・・
    カモシダは失った家族の大切さを痛いほど知り
    懸命に治療を続けるが、今度は癌に侵されてことが発覚する。
    もう長くはないと知りながら、サイバラは再び家族として
    カモシダを受け入れる決意をする。
    そして、家族4人の束の間のしあわせな日々が始まった。
                  ( 毎日かあさん、映画チラシより )

    同じ夫婦を描いた映画・「酔いがさめたら、うちに帰ろう」が
    夫の視点、特にアルコール依存症の克服を中心に描かれていたのに対して
    こちらはその妻の視点で 家庭の日常が描かれている。
    同じ話なのにまったく雰囲気が違う
    どちらも基本的には同じ時が流れているのに
    自分の立ち位置で、こんなにも映画が変わってくるんだ。
    ・・・
    心がくじけそうになったり
    病気になったり
    悲しい別れがあったり
    とことん人に迷惑をかけたり

    きっと
    人生って いろいろある。
    それを
    普通でないとか、不幸とか思ったら たちまち日常はつまらないものに
    なってしまうだろう。

    何でもない平凡な、昨日と変わらないような1日の中に
    どれだけすばらしいものが眠っているのか考えてみよう、と
    そんなことを映画を観ながら思った。

   

   冷たい雪まじりの雨
   あちこちに特設のチョコ売り場がある。
   2月になってから、チョコ売り場で試食ばかりしている。
   高級チョコをこんなに食せるナンテ
   バレンタイン月って、いいよ。(笑)