森の聲だより

あ~楽しい時間はあっという間に・・・・ヨセミテ紀行

アメリカのヨセミテ国立公園に行ってきました。

とっても有難いことにシアトルの山のクラブの方々の企画に便乗させていただき

ヨセミテ渓谷のLower Pinesというキャンプ場でテント泊滞在出来ました。

クライマーの聖地とも言われているヨセミテ渓谷は

数100m~1000mほどの一枚壁もある花崗岩の岩たちに囲まれています。

クライマーでない私でさえ、その岩たちを見ると素晴らしさに惹きつけられるのですから

クライマーはヨダレものだと思います(^_^;)

岩も木も滝も・・・何もかも大きすぎて自分が小さくなってしまったのように感じます。

運よく大きな壁を登っているクライマー達を見つけることが出来ても

ごま粒ほどにしか見えないそうですからどれだけ大きいのか・・・・

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ヨセミテ渓谷のシンボルでもある、ど~んと聳え立つHarf Dorm!

その山頂からの眺望はどんなに素晴らしいのだろうっと

想像しただけでもワクワク。。。。

ただこの山頂に立つにはいくつかの難関をクリアしないとならず・・・

確かに体力や度胸も必要なんですが

特に難関は登頂際のワイヤーケーブルをよじ登るための許可書です。

事前許可をとらないといけないのですが

語学力のない私には到底無理な話でして・・・・

それがなんとギリギリ登る2日前に隊長を始め、

お仲間の協力で取得することが出来たのです。

後は頑張るのみ!!

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なんせ標高差1463mに約28Kmの歩行距離 11時間の歩きですから・・・・

こんな長丁場の歩きはしたことがなく少し心配。

ということで暗いうちに出発・・・・・暗い山道はちょっぴり淋しいですが

段々明るくなって景色が見えてくると歩きも楽しくなります。

急登もそれほどでもなく、ネヴァダ滝上までこれました。

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眺めもいいです。


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しかしここからが徐々にきつくなってきます。

許可書を確認する門番?の方がいらっしゃいます。

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ここでチェックされ・・・いざ出陣!!

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やっとここまで来ました!

後はこの先のワイヤーケーブルをよじ登ります!

ハーフドームの真ん中にうっすら白い線のところを

登っている方々が小さく見えます。

緊張します。。。。

下を見たら怖いです。。。。

風が吹いても怖いです。。。。。

でも。。。。山頂は想像以上に素晴らしく

今までに見たことのない眺望が開けるのです。

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2693mの岩の上です。ちょっとへっぴり腰です。

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もっと端の方へ立つように隊長に指示されましたが

これが私には限界です。




下から赤い服のクライマーが登ってきてます。

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彼らに興味津々の隊長は

こんなギリギリの体勢で下を覗いてます。

昨年隊長もこの壁を登ってますから

きっと色んなことを思いだしているのでしょう。。。。。

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今回の登りは特にいい思い出になりました。

長時間、足が棒になるまで頑張った甲斐がありました。

ヨセミテではこのほかにいっぱい歩いて思い出もいっぱいです。

一人でのんびり色々歩きもしてみました。

グレイシャーポイントからの下山にミラーレイクやヨセミテ滝までなど・・・・

どこに行っても小さく感じる自分に

何か大きなものに包まれている感覚や

雄大な景色の中の開放感。。。。

これらの感覚が交叉して不思議な感じがします・・・・・・


最後の日の夕方・・・・・

赤く染まったハーフドームは格別に美しかったです。

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二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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