こんにちはフリー保育教諭の永冨いづみです
昨日、久しぶりに大きなスーパーへ買い出しに出かけましたら、割と早い時間に出かけたにも関わらず、道路もお店も混んでいて大賑わいでした
「そうかぁ~、師走なんだなぁ~」
と、今更ながらに肌で感じ、ちょっと焦るような気持ちになりました
平日にも仕事の帰りに近くのスーパーやコンビニに寄ったときには、せかせかと急いで目当てのものだけを買い物するのですが、昨日は時間に追われているわけでもなかったので、なんとなくゆっくり店内をまわって、ついつい手を伸ばしたもの・・・
そして、自宅に帰ったら、娘が「わぁ~」と声をあげたものはこちらです↓
皆さん、おわかりですよね
おせち料理でつかうものをちょっと買い出ししたんです。
これでもう『おせちを作る』ことは決定 逃げられません
娘が大喜びした『くちなしの実』は、栗きんとんの色をきれいな黄色にするために入れるもの・・・と料理本には書いてあるのですが、実は今回初めて手にいれたんです
年末におせちを作り出してから7年くらいたつのですが、いつも『くちなしの実』だけが30日の買い出しのときに見つけられず、ないならないままでいいかなっとアバウトな私達、入れずに作っていたんです
おせち作りに必要なものをまとめておいてあったコーナ―で、昨日初めて見つけまして、嬉しくなって購入しました
娘も同じ気持ちだったんだと思います。
このブログではお伝えしたことがないかもしれませんが、実は私、お料理が大の苦手です
今は『苦手』と書く程度になりましたが、結婚した当初までは大嫌いといってもいいくらいでした
今からじゃがいもの皮をむかなきゃいけない、と思うと、泣けるくらい嫌だった・・・という私の話を聞いて、大笑いされた先生もいらっしゃるくらいです。
当然、おせちは毎年購入する、もしくは私の母が作ったものをおすそわけしてもらう、ことしか頭にはありませんでした。
ところが、あるとき、料理がめちゃくちゃ上手な同級生が、自分が作った(それも料亭のお料理のような)素晴らしいおせち料理の写真をSNSであげながらこう言ったんです。
「自分で作ったおせちじゃなく、お母さんに作ってもらいたいお母さんが作ったおせち料理が食べたい」
彼女のお母さんは、早くに亡くなっておられたので、おせちを作ってもらった頃はそんなに好きではなく(子どもっておせち料理、好きじゃなかったりしますよね。)、また、おせち料理の美味しさが分かるようになった頃には、おせちを作ってもらうどころか、一緒にお正月を過ごすこともできなかったのです。
そんな彼女とのやり取りを経て、ふと思ったんです。
私の娘は、私がいなくなったあと、私の何を思い出してくれるかなぁ~って。
そこで、考えたんです。
料理下手な私は、美味しく作ってあげることはできないけれど、毎年楽しく一緒に作っていれば、それはそれで母と子のよい思い出を作っていくことはできるかもしれない・・・と
そして、娘がいつか家族をもったとき、自分の家庭でも、おせち料理を楽しんで作れるくらいになっていくかもしれないと思ったのです。
そうして、親から子へ受け継がれていくものが少しでもあれば、嬉しいなぁと思いました。
そこで、40代半ばにして『チャレンジおせち作り』プランが始まりました
まずはおせち料理を調べる日々・・・
難しい料理本では続かない&作れない・・・と思い、まずはこの本を選びました
こんな風にタイムスケジュールまで書いてくれてますが、我が家は3口コンロでもなく、立派なオーブンもないので、買い出し含めて結局は丸2日間とっています。
調理器具や私の腕の問題、好き嫌いもあり、どうしてもこの本の通りには作れない、作らないものもあります
でも、この本を基本にして作っており、もう7年(今年で8年目)ですから、この本もボロボロなんですけどね
いつもは粉末のインスタントなおだしも、ちゃんと昆布やかつおぶしで大きなボールいっぱい作り、それをそれぞれのメニューに使っています
おせちで作る筑前煮が、一年間で私が作る煮物のなかで一番美味しいのは、このおだしをちゃんととるからだろうと思います
作りはじめた最初のうちはお料理の苦手意識が大きく、決めたにも関わらずなんだかふんぎりもつかなかったり、そのうえ料理本に書いてあることができなかったりして、娘だけではなく、主人まで借りだしたりしておりました
おせち料理にチャレンジしだした頃は、まだ娘も小学生低学年・・・。
おまけに母が頼りになりませんでしたから、なかなか大変だったんですよ
そのうえ、幼いうちは集中力も持続しないんですよね
途中で休憩にいったり、最後は紅白歌合戦を見にいってしまったり・・・
でも、年を重ねるごとに、私のすることがなくなってしまうくらい、ちゃっちゃとやってくれるようになりました
今では、私は次の作業に入りやすくするためにひたすらボールや調理器具を洗う・・・役割です
そうして毎年作るようになり、作ることにした経緯や、作ったお節料理をSNSなどであげたりすると、
「うちの主人も子どもも、おせち料理は好きじゃないんです」
っていう言葉をよく聞くんです。
わかります
とってもよくわかります
でもおせち料理・・・いろいろ縁起のよいお正月料理としてのメニューやお約束、のようなものはありますが、でも絶対そうでないといけない、ってわけではありませんよね。
いわゆる【我が家流】でいいと思うんですよね
別に売り物でもないですし、嫌いなものばっかりでは残ってしまいますし、食べなければ作る必要ないですから
ですから我が家では、ぶりの照り焼きは韓国風ですし・・・
お節料理に唐揚げやや素揚げ、が入ってたりします
昆布巻もにしんではなく、豚肉なんですよ
そうして出来上がりはこちら
↑上と↓下では、作った年が違うのですが、だいたい『我が家のおせち料理』が定まってきた感じです
因みに↓下のなかには、『保育園産の米』レシピ本メニューも一品入ってるんですよ
日頃、忙しくしていると、お料理を教えてあげる時間が全然なかったりするのですが、このお節料理で『煮物』『焼き物』『揚げ物』を一気に作ることができ、毎年続けることで娘なりに料理に対して苦手意識を持たずにすんでいるようです。
それに今さらかもしれませんが、『まごわやさしい』網羅してますよね
縁起もよく身体にもよいというわけです
ぜひお正月のおせち料理・・・まだポチっとされてない方は、是非是非お子様と一緒にチャレンジしてみてはいかがですか
すでに準備万端なかたは、来年からでも・・・
我が家は娘、ですが、最近は『男子厨房に入らず』なんて時代ではありませんし、有名な料理人には男性多しですしね。
田作りや栗きんとん・・・一緒に作ってみれば、結構戦力になってくれたりして、とっても楽しかったりします
失敗しても、それはそれで笑い話忙しい年末が、毎年毎年、家族の思い出を少しずつ作り上げていく時間になるかもしれません
最後に、「うちではこんなメニューもお正月に作っています」とおすすめがあれば、是非、年内にこっそり教えてくださいね
できれば下手っぴな私でも簡単に作れるようなレシピのものでお願いします
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