ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

ISO推進 チャレンジ目標を前に考えること①

2008-08-25 | ISO外論
なぜかある会社のISOを推進することになった。
ISOは20社近くに取得のコンサルをしてきたし、ISO認証機関の立ち上げにも立ち会ってきた。審査員の教育もし10人以上の審査員を養成した。その中には主任審査員もいる。
だからといって、本音で話すと、今のISOはどうして好きになれない。
スキじゃないことをどうして続けるかについての答えは見つけてないが、何とか自分の力でISOを変えたいという無茶な願望がある。心ある人がもう少し出てくるのを見ていたいという気もする。そんなわけで今にいたっている。ISO推進のPDCAの区切りに自分も推進者になってみるのも悪くないと思う。
ミイラ取りがミイラになった。と言うのが正しい表現かもしれない。

チャレンジ目標を前に考えることをまとめる。
いま、気がついた。
「考えることをまとめる」とはなにか。
我ながら高いところから物を見すぎる癖がついている。

夏目漱石の草枕のさわりの名文を思い出した。
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安いところに引き越したくなる。どこ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画が出来る。

それに続いて「住みにくい世の中から住みにくき煩いを引き抜いて,ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である。画である。」とある。
ISOもこうありたい。
コメント
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